>南曽時界十 ……っ、す、すみません __ありがとうございました。 あの、お名前を教えてくれませんか……? (睨まれればじわっと目を潤ませるもなんとか耐え。それが溢れる前に急いで服の袖で拭って謝る。 周りを見てみれば、もう見慣れた風景が広がっていた。改めて深く頭を下げると、何かお礼がしたくて、立ち去ろうとする彼に慌てて名前を尋ね)