清廉高校　(　3L　)　

>134　石上先輩

良かった。
( 音楽は偉大。自分を救ってくれた存在である音楽を認めて貰えたようで、自然と口角は上がっていて。セッションしていると時を忘れてしまう程にのめり込んでしまう。「ドラムなきゃ演奏できないですしね。中核ってやつです」そんなに経験のないドラムを教えるのはドラム担当のメンバーに失礼だろう。メンバーのスティックではなくスティックがたくさん入った入れ物から適当に出してくると、まあちょっとだけ、とでも言いたげにそっと差し出して )


>134　真冬

どーも。
( 手を挙げたままへらりと笑みを浮かべて。笑顔から一転、嫌そうな表情で告げられた言葉は予測通り。「赤点なんて回避すればいーのに」当然のように呟くのは面倒なことを避けたい無気力ゆえ。出来るだけ無駄なことはしたくないわけで。何とか回避しているのも、バンドに熱中する為。「……まふは理系だよね。文系ならちょっとくらい見てあげても良いけど。自販機のカフェラテで手を打とう」何だかんだ言いながらも無視できず、交換条件を提示して )


──



>134　柊先輩

( 何が良いかと尋ねた筈が謎にくっつかれてしまえば、頭の中を幾つかの疑問符が流れていって。これはどうするべきなんだろうかと固まっていると、聞こえてきた言葉にこくりと頷いて自販機に硬貨を滑り込ませ。奢るのは逆だなんてことは忘れているから関係ない。単純に一緒にいれば仲良くなれそうだという希望に胸はわくわくしてきており )



>134　由義

ゆーぎ、うわって何だよ。先輩泣くぞ？
( 暑苦しい先輩認定されそうな言葉を発しつつ、彼女の行く先に回っては、手を広げてとおせんぼ。「さようならなんてしねーかんな？」笑顔でそうして馴れ馴れしくするのは面倒かもしれないが、何やら大変そうな後輩を放っておくのは自分の信条に反する。何となく事情はわかってはいるものの、何があったのか話すまで退かないぞ、と瞳で訴え )