毛利元就(無双) 2020-05-17 06:21:23 |
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(それでもやはり年若い女性に自らのような男の物を着せるというのは戸惑われ、予定の変更も視野に入れるべきだろうかと思案していると、小さく柔らかな温もりに両手を包み込まれ、それが目の前の彼女の物である事に気が付けば、驚きに彼女へ視線を戻し。ふわりと穏やかな笑顔で紡がれる言葉に自然と強ばっていた力が抜けていき)そうかな?君ならどんな着物でも、難なく着こなしてしまいそうだ。その桜色の着物なんて特に似合っているよ。まるで桜の精が目の前にいるみたいだ。(後ろから咳払いと共に篭を抱えたおトキが現れ。篭の中には今まで話をしていた衣装一式が丁寧に畳まれて収まっている。おトキは彼女の前に進み出ながら「朱莉殿、お手伝いを致しましょうか?」と声を掛け。)
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