毛利元就(無双) 2020-05-17 06:21:23 |
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(ある程度は予想していたが、実際に言われると複雑な心境になり。人数や状態を見ておトキの好意に甘えて休もうとしていたが、思いがけない発言にいてもたってもいられず立ち上がるとなるべく平静を装って太郎丸へ『太郎丸はここで侍女さんと一緒に怪我人の様子を見てて?お願いね。私も行かなくちゃ、毛利さんの所へ!』伝え終えると彼がいるであろう部屋へ全速力で、おトキの声が震えるくらいなので色々と言いたい事があるが今は傷の具合が心配なのか障子を勢いよく横へ開き入室し。真っ先に視界に映ったのは腹部のさらし、そのさらしは紅く染み込んでいて止血できていない事を示しており。怪我を見る為に構わず近付いて畳に座ると『 毛利さん! この傷はまさか──何ですぐに言ってくれなかったの!?』この能力について自身も未知数な為、何処まで傷が癒えるか解らないが癒したい一心でさらしの上から手を添えて。涙で視界は歪み、大切な人を──家族を失いたくないという強い気持ちを込めながら触れると、途端に優しい緑色の光が周りを覆うように光出して)……毛利さんがいなくなるなんて嫌よ!どこにも行かないで!
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