司書 2020-03-22 13:34:22 |
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>>1857 ノア
お褒めに預かり、光栄だな。
(眉を寄せながらも撫でられるままにされることにされたらしい相手。それが例え諦めに分類される理由だとしても、肩口に添えられていた手が遠ざかるのを感じると、満足げに目を細める。見上げる視線に導かれて、彼女の頭が傾けられるのを見やると一瞬、意外そうに目を瞬かせた。すぐにその意図を面白がるようにククッと低く喉を鳴らしてから軽く肩をすくめて応じてやる。そういうところがつけ上がらせる要因となるのだが、言ってやるつもりは毛頭ない。悪態のような呟きとは裏腹に、指先は実に楽しそうに彼女の示した場所へ潜り込みワシャワシャとあえて乱すように髪を掻き撫でる動作は、加減こそしているものの遠慮はない。指の背に髪をひと掬い乗せると、クルクルと指先で巻いてはほどき、また絡ませる。ひとしきり弄んだあと、唇近くまで持ち上げた髪に軽く息を吹きかけてから、わざとらしく名残惜しそうに手を離す。ふわりと揺れながらキラキラと光の波を起こす髪が持ち主の肩へ戻るのを見つめながら、昨日出かけた彼女の姿を思い出して目を伏せて)
姫様の御髪は光の色に染まるな。昼間は天使の輪が出来るって知ってたか?
>>1858 カリム
模擬戦とかって話か?ったく、ステップ飛ばしすぎだろ。地味な練習を嫌がるようじゃ、どの競技でもモノにならねぇぞ。
(腕を組んでカリムを見下ろすように視線を向けると、顎とこめかみに指先を当てて首を横に振る。語調はいつも通りぶっきらぼうだが、突き放すわけでもなくあくまで冷淡に、だが事実を突きつけるような口調で。その後に向けられた追求には、一拍の沈黙ののち、少しだけ視線を窓の向こうの空へと向けた。興味があるというよりは、強いて言うならという程度の温度。文化が蓄積された街並みや、文明の香りが色濃く残る遺跡。そういった“重み”に触れる方が、糧にはなるだろうという思考のもと。最後には少し肩の力を抜いたように目を細めて)
プライベートで行くって話なら歴史ある国がいい。それか、景色が良いところ。
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