司書 2020-03-22 13:34:22 |
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>>1581 カリム
リドルか……あいつは煽った時の反応が面白くていいな。
(カリムが次々と名前を挙げていくのを、頬杖をついたまま聞いていた。彼の従者がついてくるのは当然のこと、ボードゲーム部の2人の名が挙がるのは予想していたが、年若いハーツラビュル寮の長――珍しい人が挙げられたことに瞳孔をキュッと細めるとククッと低く笑って、口元だけで楽しんでいるような声音で乗り気であることを示した。確かイデアのゲームでも一悶着あったはずだ。彼自体ゲームをすることに消極的なようだったが、またすぐに躍起になることに違いない。真面目で負けず嫌いな性格を思い出してニンマリと牙を剥き出しにしたまま)
>>1582 ノア
まだ寝てんのか。
(マジフトの練習を終えて、額の汗をタオルで乱雑に拭いながら、のそのそと自室の扉を開けた。自分がオバブロしてから一転、真面目に朝練をするようにしてからというもの、まぁまぁな練習成果であった。が、しかし、今日が休日ということもあってあの騒がしいシャワールームに野郎どもの声が飛び交うのを思うと、さっさとここに戻ってきて正解だと感じる。タオルを首に引っかけたまま足を踏み入れた室内に、ふと、目を細めた。視線はベッドの上。毛布に包まったこんもりとした影と、自分の身代わりに置いたクッションが巻き込まれているのをみてまだ本格的に目覚めている様子はないことを察する。呆れ混じりに呟く言葉に、日頃惰眠を貪るお前にだけは言われたくない!と総ツッコミを浴びそうだが、生憎ここにはそんな人物もおらず、つぶやきは空気に溶けてゆくのみだ。そのまま肩にタオル引っ掛けてベッドに近づいてゆけば、毛布の中で相手がぼんやりと座り込んでいる輪郭が鮮明になる。パチパチと瞬く焦げ茶の目がこちらとかち合う。どうやら起きているらしい。結んだ髪を解き、緩く頭を振ればバラバラと髪が散らばって背中を叩く。シャワールームに引っ込む前にまぁ一応声を掛けておくかと口を開いた)
ようやくお目覚めか。
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