司書 2020-03-22 13:34:22 |
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>>1565 レオナ
・・・おはようございます、ご忠告もありがとうございます
( 眠気はまだ去らない、がこちらに向いた緑色を一つ視界の中で捉えては柔らかく返事をした。身に染み付いた癖なのか分からないが、目が覚めて誰かに挨拶をされるなんてどれ程久しぶりだろう。生徒の顔にかかって邪魔になりそうな髪を少しだけ退かすように指先で撫でてから、寝起きの猫を眺めるときのような心持ちでゆっくりとまばたきを一つ。肩に触れた毛布の重さに、こんなときでもこちらを気にかけるのかと驚き半分、呆れともつかない感情半分、どうやら部屋の主はまだ起きないそうなので跳ねたままの寝癖もそのままに毛布を引っ掛けたままベッドから少し冷えた床に足を下ろした。確かに覚束無い足で端へ行くのは危険だろう、と部屋から出て直ぐの壁に背中を預けて毛布にくるまることで暖を取りつつ朝の風景を堪能することとする。まだ上がり切っていない太陽と、まだ暗い部分の残る空、それでもあと一時間もすれば太陽も上がりきってあたたかくなってくる。くあ、と再び欠伸をこぼすと時折瞼を落としながらも少しずつ色付く自然を楽しむことにして )
本当に良い寮──・・・またひっそり勝手に遊びに来るとしましょうか
>>1566 カリム
──心配はしますが、キミの大切な友人達を根こそぎ疑うような大人ではありませんよ
( 水道の蛇口を捻って、思いの外冷たい水でお皿を洗いながら聞こえた声に肩を竦めて笑う。寮は、簡単に言ってしまえば出入りは存外簡単だ。忍び込んで毒でも武器でも仕込もうと思えば出来ないこともないけれど、部で仲のいい仲間たちと居る時まで全てを疑うのは野暮というものだろうから。早く荷物を取りに行きなさい、とでも言いたげに、濡れた手を軽く振って )
ほら、早く戻らないと遅刻しますから・・・荷物を用意してきてください
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