>>ルナ 何度か誘導を繰り返していく内に、どうにか人の流れが細くなっていく。 動けない怪我人も、動ける者が運んでいる為に、ここにたどり着いていない者は居ない…筈だ。 「…ルナ様」 怪我人の流れが細くなって、英雄の手が空いたのを見計らってか…祭壇で祈りを捧げ続けていたドートがそう声を掛けて