アレク 2020-03-17 21:02:50 |
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>>226 刀の青年
いいえ……僕の覚悟が、足りなかっただけです!
(鈴の音に引き寄せられ、果てには蹴飛ばされ、自分から遠ざかる屍の数々。音に違わず凛とした目前の剣士こそ、アルトゥールさんに助けに行くよう言われた人物だろう。自分が助けるはずが逆に窮地を救われ、子犬のような表情で覗かれても、まともに見つめ返す事ができず。改めて渡された盾のグリップをギュウッと握りしめ、誓いも覚悟もまるで足りなかった悔しさから、それを前面に押し出した大きな声を出し。その叫びの奥には泣いているような響きも混じっているようだが、屍の残党がいれば、それらをまた引き寄せるには十分なボリュームであろう)
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