アレク 2020-03-17 21:02:50 |
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( これは夢でなければドッキリでもない。俺はそう確信している。というのも、言葉では言い表しがたい壁面や床のリアルな質感、埃の舞いや差し込んだ光の屈折などの空間のディテールは、ほんの一瞬で用意できる代物でもなければ、夢の世界のような曖昧なものでもない。
この世界はまぎれもなく現実である。となると、まず第一に知るべき情報は決まった )
…ここは、一体どこなんだ?
( 赤瞳のそいつがその答えを知っていることは、そいつの冷静沈着な様が既に物語っていた )
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