Direktisto 2020-03-06 22:31:59 |
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( 自室にて昼寝を終えた頃、空腹を感じて外へ出る。薄暗い部屋から出ればぼんやりと照らされた廊下の暖かい光が夕方の空気と合わさってまだ寝ていたい気がして。だが廊下に小さく響く腹の鳴く声を聞けば自身の目的を思い出したようにゆらゆらと飛んで。くうくう鳴る腹は収まる気配はせず2日前の夜から画面に浸っていた仇となったか。体全体の力を抜いた様子で、まるで亡霊のような様子で廊下を進み。広間につくと夕方の光が部屋を照らし幻想的な空間を生み出していて。ここに来てからまだ1週間程しか経って居ないというのに妙な安心感がある。それもこれもすべてここに住んでいる人達のお陰か。あれ程まで騒いでいた腹も鳴くことを忘れ、何かを考えるでもなく静かな夕日に照らされて )
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