Direktisto 2020-03-06 22:31:59 |
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>ブラッドさん
(全てを闇に包み込み朧ろにしてしまう夜は、一日の中で最も好きな時間帯だった。屋敷のテラスに置かれた椅子にひとり腰掛けると、柔い月明かりに照らされながら膝の上に広げられたお気に入りの本の項に目を落とす。暫くはその穏やかで心地の良い時の流れに身を任せていたのだが、不意に「コンコン、」と言うノック音が静寂を破れば驚いて軽く肩を跳ねさせて。こんな時間に一体誰が訪ねて来たと言うのだろうか。自分達に害を成す者が此処に来られる筈が無いのだが、蜘蛛の足が自分の身を守るかの様に前に出る。玄関へと向かいそのままの状態で恐る恐るドアを開ければ、そこに居たのはコートをはためかせた長身の男性。その妖しげな佇まいに圧倒され息を呑むも、彼の言葉を聞けば全て合点がいき。安堵して警戒を解くと中へ入るよう手で促してみて。)
え、えっと、お話は聞いてます。吸血鬼さん…でしたっけ。とっ、とにかく中にどうぞ!
>all
(森の奥深くに人知れず聳える洋館は浅い宵闇に包まれている。此処に来てから何日が経ったのだろう。難を逃れて辿り着いた先が、人間とは相容れない者達が身を寄せる場所だと言うのだから全く人生は何があるのか分からない。自分に与えられたこの部屋は安らぎをくれた物の、引き籠っていては過去の自分と同じ。不本意な形ではあれ、漸く外の世界へと出られてともすれば分かり合える者達と出逢ったのだ。これ迄求めても手に入らなかった他者との『交流』と言う物に手を伸ばしてみたい。もっと此処の住人達の事が知りたかった。冷たく暗い部屋を出て一階へと続く階段を降りると、広く開放的なリビングへと足を運んで誰か居ないだろうか、とそっとその顔を覗かせてみる。努めて平静を装っているが、背後から生える忌々しい二対の脚は主人の緊張を感じ取ってはわさわさと忙しなく動いており。)
あぁ…大丈夫かなって物凄く心配だったんですけど、不備が無かったみたいで安心しました…(ほっ、)アニータさん、皆さん、これから宜しくお願いします。(はにかみながら笑み)
取り敢えず皆さんへ向けて絡み文を書いてみたんですけど、もし返し辛かったり直した方が良い部分があったら教えてください。あっ、ブラッドさんには僕から絡んでしまいましたけど、こちらも何かあったら教えてください。(ぺこり)
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