Direktisto 2020-03-06 22:31:59 |
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『わぁっ!?驚かせてすみません!だ、大丈夫ですか…?』
『これ以上僕に近付かないで…貴方に触れたくなってしまうから。僕は貴方を傷付けたくないんです…』
名前: ティノ
性別:♂
年齢: 18歳
性格: 気弱で大人しい性格。生まれてからまともに話をしたのが育ての親である祖父母のみと言う事もあり、コミュニケーション能力に自信が持てずに相手の顔色を窺いがち。自分の身体が通常の人間のそれとは違う事から容姿に関して劣等感を抱いており、他者に触れる事を極端に恐れている。卑屈さが目立つ一方で少年らしい好奇心、冒険心も持ち合わせており、珍しい物や興味惹かれる物を見ると目を輝かせてひたすらに熱中する。
容姿: 毒々しい紫色のショートヘアは生まれつきパーマが掛かりふわふわとして癖があり、前髪の下から覗く垂れ目がちの黒い瞳は光を反射しては角度によって鈍く虹色の光沢を見せる。通常の位置から生える手足の他に肩甲骨と腰椎辺りから紫色をした大きな蜘蛛の足が二対生え、彼の感情を反映してリアクションを取る。体の一部なので自在に操る事も可能だが、離れた所にある物を取ったりする位で積極的には使わない。通常の手から蜘蛛の糸を出す事も出来るがこれも日常で余り使ったことがない。口には小振りな牙があり、相手を麻痺させる神経毒を分泌する事が出来る。
服装は五分袖の白いワイシャツにベージュのチノパン。それを黒いサスペンダーで留めている。足が生えている部分は自分で切って穴をあけている。靴はダークブラウンのラウンドトゥシューズ。身長170cm。
好み:好きな物は好奇心を擽る物語。それから祖母がよく作ってくれたケーキと言った甘い物。他にも薄暗い場所は心が落ち着く為に好んでいる。
嫌いとまではいかないが、極端に明るい場所は自分の姿を他者にはっきりと見られる為に苦手。
備考:
森に棲むアラクネと呼ばれる八本足の怪物。彼と言う存在がその怪物と人間の種族を超えた愛の結晶なのか、或いは何か恐ろしい出来事の結果なのか。それは当の両親がいないので分からない。小さな村に生まれ落ちては母方の祖父母と言う老夫婦に引き取られて暮らして来た。見るからに異形のその身を人目に晒す事を躊躇った祖父母によって、物心ついた頃から家の一室に幽閉されて過ごす。幽閉と言うと聞こえは悪いが祖父母によって何不自由なく愛情を注がれ育てられてきた。しかしそれも彼が18歳になるまでの話。『あの家では猛毒を持つ悍しい化物を飼っている』。誰の触れ込みか村中に広まった噂によって、ある夜家は業火に包まれる。祖父母の安否を確かめる間も無いまま家を飛び出て森へと逃げ込み、「屋敷」を見つけるまで彼はそこを一人彷徨う事になる。彼の中の人間像は、愛情をくれた祖父母と憎悪と恐怖を持って家を焼き払った村の人々とで二極化している。
一人称は『僕』二人称は『貴方』『名前+さん』
自室紹介
前述の理由で眩い日差しは苦手なので部屋の窓には内側から木の板による目張りが施されており、外からの光の一切を遮断している。他に光と言えば壁に只ひとつ架けられたランプのオレンジの灯りのみで、部屋の中は薄暗い。部屋にはベッド代わりのハンモック、クローゼット、机と言った必要最低限の家具しか置かれておらず、これは彼に内装への頓着が無い他に、夜目が利く訳では無いので暗い中物を置き過ぎると躓いたりぶつかってしまうから。机の上には彼の気に入った物が置かれている。現在置かれているのは異国の民話について描かれた幻想的な挿絵の本。
昨晩は有難うございました。考えてみればいきなり木の陰から話し掛けるなんて失礼でしたよね、ごめんなさい。(申し訳なさそうな顔をしながら、今度は姿を現して)あの、これ、僕について書いた物です。なるべく詳しく書いたつもりですけど、気になる所があったら教えてください。(紙を手渡しながら不安そうに相手の様子を窺い)
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