蛇柱 2020-02-26 19:46:51 |
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早いな、もう支度し終えてしまったのか。何時もすまない…いや、有難う、と言うべきか。
(手伝い間に合わず申し訳無さに謝るも、其れより彼女が喜ぶであろう言葉を選ぼうと言い直し。未成年の前で気を遣ってる事悟られぬようさっと一番下の野菜室の奥麦酒押し込んでは財布を自室に置いてから食卓の前迄足を運び。自分の食事は彼女が食事を取ってからが決まりになっている為、彼女の言葉に頷くだけで。前世の頃から食事を目前で摂る事は無く、勿論疑問や不快感抱かせてしまっているだろうと思い悩む節があったものの。其れに関して余り気に掛けず目前で幸せそうに頬張る彼女を見ているのが好きで。…だが、其れもそろそろ乗り越えて行かなければ…なんて考えていると正面から抱き締められ優しく背を撫で、彼女の話一通り聞き終えると抱き締め返し伝え)
どうした、蜜璃。
…そうか。俺は君が思う程立派な大人でもない、ただ君の幸せの為を思うならと、自制しようとしてるだけ、だ。だが余りにも愛しくて、直ぐ触れてしまいたくなる。
折角作った料理が冷めてしまうから、また後でゆっくり二人で居よう。
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