No one matters but you.

日々食事のバランスを考えて用意してくれる蜜璃に、ちゃんと美味いものを出したいんだ。

(髪を結い、其の後ろ姿も愛らしく項辺りに口付けると気を使ってくれる彼女に譲ろうとはせずやる気を見せ。手馴れている彼女はてきぱきと既に他の朝食の準備も進めている為自身も手を洗い早速オムレツの準備を。フライパンを熱しておき、ボウルの中に卵を牛乳と混ぜ合わせてはバターを温まったフライパンの上へ乗せ熱で溶けていく様を見ながら表面に馴染ませていき。彼女の心配少しでも緩和出来る様にときっぱり告げては、自己評価低いせいもあり心配し過ぎなのではないかと本人は半ば半信半疑で)

やきもきしているのは互いに、なんだろう。
仕事で生徒と接する事は避けられないが、勉強を教える事はどの生徒でも確り向き合っている積もりだ。だがそこに其れ以上の他意は他の生徒には無い。
相手が勘違いしたならきっぱりと断る、そんな物好きが居るとも思わないが…




(君が謝る必要は無い、寧ろこうして話題を提供してくれることも嬉しく思う。
…そうだな、情報は多少耳にしては居たがこまめに世話をする程、俺の背後がまめな奴では無いので購入を躊躇っている。先日もラインの方の世話が飽きて来て放置中らしい。
だが興味もあるようで背後としては購入するならば、きさつたいっちカラーの予約をしてみようか検討中との事だ。
蜜璃も君の背後も愛い、大事に育てて良い子が育つと良いな)