No one matters but you.

小芭内さん……私、オムレツは綺麗に焼けたのでなくても気にしないわ。作ってもらえるだけで幸せだから。

（誰かに髪を結ってもらうのは久方ぶりで驚くと同時に、愛しい人に髪を触れられて上機嫌になり。完璧は求めておらず、作ってもらう事に価値があるのか優しい口調で伝えて。次いだ牽制という思わぬ言葉が耳に届くと笑いながら冷蔵庫から食材取り出しつつ、気にしている事を告白して）

私は小芭内さんの傍にいるだけでずっと笑顔よ？隣が居心地よすぎてね、たくさん甘えてしまいそうになってしまうの。
小芭内さんの事が好きな女生徒は今後も現れるだろうから、ちょっと複雑だわ。小芭内さんは私だけを愛していると理解していても……教師として優しく接するだろうから女生徒は特に勘違いしたり。







（小芭内さん突然ごめんなさいね！ちょっと訊いてみたいことがあって。小芭内さんはきめつたまごっちってご存知かしら？ 背後にいる方が小芭内さんに質問して！ってうるさくて。彼女が言うにはどれかひとつに絞るくらいなら両方買ってしまえという事で、ねづこっちカラーとたんじろうっちカラーの両方予約したみたいで今からはしゃいでいるわ。）