──…蜜璃、髪は乾かしたか? (そっと歩いているのだろうが少しばかり消せない足音を耳は捉えており、実際には気付いていて。けれど其の儘気付かないようにニュース見ていると後ろから抱き締められ、香る柔らかな石鹸の匂いを鼻腔で感じ筒指先で髪を撫でると乾いており。ソファーの隣座る様ぽんぽんと叩いてみせ促して)