匿名さん 2020-02-13 00:36:20 |
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わ!何と!……本当に暖かい風が出るとは!
(相手が携帯を操作すると、中で人が奏でているかのように音楽が聴こえて、「何じゃコレは!?」と目を丸くしていると、一度立ち上がった相手はまた見慣れないものを持って戻ってくる。『ドライヤー』と呼ばれたそれはスイッチ一つで温風を出し、濡れた髪を瞬く間に乾かす為に遣うのだとか。自分が言うのもおかしい気がしたが、ちょっと信じられない気持ちで"妖術のようだ"と思い、感心した表情でそれを受け取った。使ってみると成る程、結構な勢いのある暖かい風が吹き、耳慣れない無機質な機械の音を聞きながらぎこちない手つきで自身の長い髪を乾かしに掛かる。距離感が掴めず、グラグラしながら使っていたのが危なっかしく見えたのか、結局は乾かすのを手伝ってもらってしまった。水を吸って重かったはずの髪がすっかり軽くなると、興味はまた先ほどまで見ていた携帯へとも戻り。相手が先ほどまで仰向けに寝ていたベッドに自分も横になり、「ほんに不思議な板じゃのう…」と普段はあまり見せることのない脚を所在なげにブラブラと遊ばせながら、未だ穏やかな音楽を奏でている携帯をツンツンと触り呟き。)
(/説明不足ですみません!大正時代の寝間着は本編で桜葉が言っている"浴衣"なのです。襦袢は昼間に着物の下に着ている肌着と思って頂ければ。夜は腰巻(下着)、浴衣。昼は腰巻(下着)、襦袢(肌着)、着物とするのが一般的。腰巻は長さが腰から膝下くらいまである為、短パンをその上から履くと不格好になってしまうと考え、桜葉は下着を履かないという選択をしたのです。ノン下着なのを龍吾様が知っても驚くくらいで特に問題はありません。下着のことを気に掛けて頂く描写があった為、背後の探究心からあれやこれはどうなってるのかと知るのが楽しくて、つい大正時代の色々を調べて盛り込んでしまいましたが、それでは龍吾様が疲れてしまいますね 汗。今後は"予め説明を受けた"体で抑えていきます!
朝チュンの描写も望むところ(?)です!取り入れるのであれば龍ノ進様と同一人物でないと分かる前と後両方というのはどうでしょうか?後々、『あの時は分かっていなかったけれど、今度はちゃんと龍吾様と分かって――』という展開が望めると良いと思うのですが。)
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