雄太郎 2020-01-21 03:40:27 |
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冗談も程々にしとけって、独身貴族なんか今時珍しくもねぇし、それで開き直れねぇ程柔でもねぇから興味無い奴と結婚する利点なんざ微塵もねんだわ。雄太と出会わなけりゃ俺の中に存在すらしなかった選択肢よ。雄太と一緒なら苦しむ余地すら無さそうだけど。ま、順当に行けば俺が先に行って待ってる事になるだろーから、そん時は地獄巡りの案内でもしてやるわ。──1年記念にゃスペシャルゲストでも連れてってしこたま周りに奢ってもらう?マジでクッソ奢られたらめちゃくちゃ笑うけど。(眉間を撫ぜる指に対する僅かばかりの抵抗は程なくして解かれ、隣へと並ぶ恋人の姿に小さく微笑みを浮かべた折に飛び交う単語に己の魂胆を思い出しては口元からカップを外し。首からぶら下がるケースを手に取れば相手を収めるべくスマホを構え)…まぁ、そーね。そんじゃ更に穏便に済ませる為に、一つ恋人のご機嫌取りでもしとくのは如何?あー、ワインは一本丸っと飲んだりするとグロッキーだけどこのくらいなら全然余裕。──つか、そーだ!映えじゃん。…そのまんま、美人な顔して前向いてて。
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