雄太郎 2020-01-21 03:40:27 |
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あ、やっぱ?夜とかはいつもの『悠チャン』って感じだったけど、デートとかは知らない部分も色々見れたからさぁ。まぁ、その度に惚れ込んでいったからこの有様なんだけど。つか…ふ、俺の事遊び人としか思って無かった訳ぇ?つっても向こうじゃあんま仕事してる感出したくなかったしな。──結局さぁ、ダチの前でも気ぃ張るじゃん?雄太の前でだけそのまんまで居れるから酔いが回るのも早いのよ…落ち着くんだろーな。外でのは酔っ払っててもゲラになるとか、柄悪くなるってのが大抵言われる程度であんま顔に出さねぇ様には気ぃつけてる。…男前なお前も好きだけど。使いもんになんなかったら抱き枕にして寝るつもりだったんですけど。──俺そんなお高い男じゃねぇよ。安い男なつもりもねぇけど…付き合えたのだってお前に奇跡って言われる様なもんじゃねぇの。…ま、でもこの半年で雄太が俺もお前じゃなきゃ駄目ってのを信じてくれる様になったのは嬉しいわ。ちゃんと伝わってんのかなって思う。(再び腰元へと腕が回れば、確かに感じる恋人の体温は夏の気温の中でも煩わしいものではなく。それでも自分から触れられないもどかしさに迅る気持ちをそのままにバイクを走らせつつ、身の内を巡る心音は己のものか、恋人のものか曖昧な感覚で。程なくして目的地のナイトプールがあるホテルが見えてくれば付近の駐車場へとバイクを停車させてヘルメットを外し、軽く前髪を掻き上げながら座した儘振り返り緩く微笑み)…っし。んじゃ思いっ切り遊ぶか。…でもその前にキスして。
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