雄太郎 2020-01-21 03:40:27 |
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ハハ、まぁ確かに。向こうで会ってた時は付き合って無かったのも差し抜いてももうちょい澄ましながら誘ってきてたもんなぁ。寧ろ来てもいーよくらいのスタンスだったし。…お、いーねぇ。んで、それ勝者にはどんなご褒美がある訳?そんなに自信あんならとびっきり素敵なモンくれるんだろーなぁ。(相手が取り出したネックレスを見遣れば大人しく顎を上げ己の首元に取り付けられるのを薄く目を開き見つめ、満足気な笑みを横目に手慰みの様にチェーンを弄び。手際良く荷物を纏める恋人の姿を漫然と眺める己の所作には傍若無人さが垣間見えるも、さして気にする風でもなく膝へと頬杖を突き)ふ、良いじゃん。チャラい男連れ歩いてるなんて箔がついて有り難ぇ話よな。──…あー、まぁ。デートん時は覚えてる限りは付けてやろうかなって。…ん、じゃあお言葉に甘えて。ハッ、お互い首輪付けてて笑うわ。…おー、あんがと。ゆっくり化粧しておいで。そりゃもう一つとびっきり可愛い感じで。(戯けた口調で軽く手を振り背中を見送れば寝室にて残されたボストンバッグを見つめ暫し思案。漸く重い腰を上げれば、相手のラッシュガードをその中へと詰めて肩にかけ、リビングへと進むと留守番役の愛猫の機嫌を取るべく抱き上げては頬擦りを贈り)
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