スンマセン、連絡だけ良いっすか。(終電間際に上司から投げ掛けられた二軒目の誘いに断り切れず、酒気を帯びた息を密かに吐いてはスマホを取り出し『ごめん、今日帰れねぇかも。先に寝ててな、愛してるよ。』と送信しては気怠気な表情でネクタイを緩め、前方で待つ上司の元へと進み)