とある荘園の主人 2020-01-21 01:05:13 |
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>空軍
言ってくれるじゃねぇか。少なくともお前にとってのそのコーヒーよりは美味いと自負してるつもりだ。つい癖で淹れちまったけど無理すんなって。まぁ飲みたいんなら止めないけどな。俺に天眼なんてものはないが、三日目でギブアップして俺に虚仮にされてるお前の姿が見える見える。(行儀悪く肩肘をついてケーキを口に運びながら、コーヒーを流し込むマーサを眺める。彼女の希望を聞かずに飲み物を持って来たのはこちらの落ち度であり、飲めないと言うのなら別の物を用意するだけの気遣いは有ったものの、そこは軍人の意地を見せる彼女の意思を尊重し敢えて申し出ずに。とは言え自分の忠告に対しての彼女の尤もな疑問に「あー…うん、そうだな」と濁しながら答えたのは我ながら意地が悪い。ただ悪趣味な好奇心が芽生えると、黙って事の顛末を見守って)……っ!………。…いや悪い。笑っちゃ駄目な場面だよな、ここ。なぁ、何でよりにもよってこのケーキにしたんだ?どう言うもんか分からなかったのか?もしそうなら教えてやるが、そいつはキャロットケーキの親戚なんかじゃないぞ。(お約束と言うべきか。ケーキを口に含むとすぐさま渋い顔するマーサを見れば、決して笑うまいと思っていたが堪え切れずに俯いて肩を震わせ。ただしさすがにほんの少し残った良心が痛んだのか、徐に席を立つと水を持ってそれをマーサの元へと)
何だよ不服か?ゲームではお前は俺やウィルと同じ、いや時にはそれ以上に動いてくれてる。下に見たことなんて一度もねぇよ。ただどうにも俺は頑張ってる奴を見るとこうして上から叩き潰したくなる性分らしい。つまりそれだけお前の並々ならぬ努力が伝わってるって事だよ。良かったな。…大本命ねぇ。こんな変わり者に付き合ってくれる奇特な奴がいるとは思えねぇけどな。まぁそこはお前も同じか。騎士様に運命のお姫様が現れるまで、お前のチョコは俺が貰ってやるから安心してチョコ作りに励みな。
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