主 2019-12-25 19:08:58 ID:d0a5d5cac |
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【 夜都ラハウェ - 街外れの廃屋 - / ヨシュア / (>>36) 】
>グェルカ
そんなヘコむ事じゃないでしょー。悪魔に喧嘩売った代償がその程度で済んだのって、寧ろ凄いと思うよお、うん( 困ったように眉尻を下げながら、気の抜けた笑みを面相に滲ませて顔の前でゆらゆらと手を振る。両腕が折れているにも関わらず、何食わぬ仕草でグラスを受け取った辺り、魔力を使った応急処置は効果覿面だったという事なのだろう。或いは常人より優れた自己回復能力を持っている人間なのだろうか、ただ並みの人間より身体が丈夫なのは間違いないだろう――そうぼんやり思惟していれば、不意に投げかけられた問いに意識を傾ける。緩慢な動作で男の視線と自分のそれを重ねれば、相手が頭を下げるまでの一部始終に口を挟むことなくただ黙って聞き入れた後、ゆっくりと開口し「 …礼儀だとかマナーだとか、堅苦しいのはあーしも苦手だけどさあ。頼み事がある時は、せめて自分の素性を相手に明かしてからにすべきじゃなぁい? 」親が子に、或いは教師が生徒に諭すような穏やかな調子で諫める。此方は名乗ったにも関わらず、まだ男の名を知らぬのが現状なのだ。しかしそれをネチネチと引き摺る事はせず、空気を変えるようにその場で伸びを一つ。パキポキと鳴る関節に、んぅ、という吐息交じりの声が混じる。はふり、一息ついた後に再度男へと向き直り「 あーしの記憶が正しければ、あれの名前はギィト…だったハズ。名前さえあやふやな顔見知り、そんなとこかな 」問われた内容は自身の素性ではなく、悪魔ギィトとの関係。故に関係性のみを簡潔に答えた後、満足に座れるスペースなど空いていないベッドの際へすとんと腰を下ろす。必然的に男との距離は縮まり、そのままゆるりと顔を覗き込んで「 そんなに悪魔の事を知りたがる理由はなぁに? 」今度は此方の番、と言外に示唆しつつ口角に笑みを浮かべて )
(/全然大丈夫だから気にしないで、ケアレスミスは俺も良くあるし。今の流れみたいに、NPCに対して積極的にコミュニケーションを図ってくれるのは、此方としてはとても助かるよ。その方がこのトピをいっぱい楽しんでもらえるとも思うし、これからもその調子でね。君の行動や言動がルートを分岐させていくことを忘れないで。それじゃあ、これからも宜しくね。)
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