傍観者 2019-12-17 12:20:36 |
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る、っさい...ひぇっ、
( 慣れない刺激。柄にも無いことをされてるが故どこから出ているんだと言わんばかりの甲高い声が弾ける。自身の胸板に当たる柔らかく弾力のある何かに冷静さを保とうとぎゅ、と反射的に目を閉じる。今まで大して意識はしていなかったが今は状況が違う。のし掛かる彼女を支える事も出来ずに預けられた体重はそのまま後ろへと流れる。耳朶への愛撫など生まれて初めての感覚。強張っていた身体からふにゃりと力が抜けると漸く解放される。これは暫くは勘弁な刺激だ。何か嫌な物に目覚めそうになる。「 おまえ...マジで覚悟しとけよ。いつかやり返すからな。」屈辱とも取れる行為に静かな闘志を瞳の奥に宿した。自身が先に湯船から出ると椅子を自身の前に用意し、「 ほら、座れよ。」泡を立てたタオルを用意してはクイ、と顎先で椅子を指して、)
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