傍観者 2019-12-17 12:20:36 |
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あー、そんなにかぁ...なーんかずっと一緒にいすぎてちょっとでも一緒にいない時間があると何十年て月日が経ったように感じる。
( 日数にしてしまえば大した日数ではないものだが、どんな時も一緒に居る二人からすると体感日数はこんなにも長い月日を感じる。受験の為とは言え、ここまで離れてしまったお陰で色々と狂ったものもあった。それだけ彼女の存在はかけがえの無いものではあるし、呼吸をするのと同じような存在である。葉に絡みつく様な彼女との生活は最早自身の生命線と言っても過言では無いだろう。狭い湯船、腕の中でもぞもぞと動く様は狭い場所を好む猫の様にも見える。その行動を微笑ましく見ていては身体が向かい合う。首元に擦り寄り耳に響いてくる甘い声にきゅん、と胸が高鳴る。よしよし、と髪を梳かす様に撫でるとちゅ、ちゅ、とその艶やかな髪に愛を込めて口付けをすると「 あのさ、一応俺も男だし、そういう言動にはときめくから...俺以外には勘弁な。」と慣れない台詞に頬を赤くしながら告げた。)
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