傍観者 2019-12-17 12:20:36 |
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…おはよ、目が覚めた?まあ、今はおはようって時間じゃないけどね
(息を深く吸い込むと相手の匂いがする、常に周りの目を気にして生きる自分がこんなにも気を張らずに一緒にいて安心できるのは彼だけであり、そんな彼がそばにいるというだけでなんとも形容し難い充足感や安心感といったものに包まれ今にも寝落ちてしまいそうになっていたが、そんな彼が薄ら目を開けて身体をこちらへと向けて唇を重ねてくれば、すっかり眠気など吹き飛び、彼の行為に応じるように軽くこちらからも唇を押しつけて。そうして再び顔を離ししっとりと濡れ艶のある唇に自身の指先でそっと触れ、悪戯っ子のような笑みを浮かべれば寝起きの彼に対してそんな風に茶化すように言ってのけ「…寝るならちゃんとベッドで寝ないと風邪引くよー?」腕の中へと大人しくおさまり、額に触れる微かな湿った感触に軽く身を竦め。そして上目で彼の顔見上げ、今のままではこうしてイチャついているうちに気がついたら朝という可能性もあるという判断からこのままカーペットの上ではなくちゃんとベッドの上に移動しないかと提案をして)
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