傍観者 2019-12-17 12:20:36 |
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飲めればいいよ。あ、てか飯は?時間大丈夫?
( 此方に倒れ込む彼女、その小さな肩を抱き留める。よしよし、と軽く髪を撫でるとその無邪気な笑顔に此方も笑顔を返した。ぐぐ、と彼女を抱き留めたまま身体を起こすとカップを手に取り、一口喉に流し込む。ふぅ、と一息ついた瞬間にはっ、とした表情で自身の腕時計を見る。もう19時すぎだ、未だにどんな形態で夜飯を取るのか知らないが、この時間になれば夜飯が出ることは知っている。カップをテーブルに置き、肩を掴んで身体を離せば首を傾げて尋ねた。彼女がいつも仲の良い友達と食事をしているのは知っている為、あまり遅いと心配して部屋に様子を見に来る可能性がある。もしも自身の事がバレては色々と面倒になる。いやまぁ、今更自身が彼女の部屋にいたくらいで誰も驚きはしないだろうが念のためだ。)
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