傍観者 2019-12-17 12:20:36 |
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…んっ……ちゅっ、ちゅっ、ちゅっ…んぅん……しょうがないなあ、チカは
(別に謝罪を求めた訳でもこれ以上咎めるつもりもなかったがそれでも申し訳なさを滲ませる彼に対して、ふう、と一つ息を吐き。普段自分は周りの目を気にして極力負の感情は表に出さないようにしている、というのも自分一人我慢すればそれだけ周りに不快な感情を抱かせることも減ると考えているからであり。そんな自分がこうして素直な気持ちを曝け出せるのは相手の前だけで、そしてそんな風に感情を爆発させてもそれをありのまま受け入れ、それでも尚離れずいてくれる彼には心から感謝の気持ちを抱いていて、その感謝を伝えるように再び、今度はさっきよりも気持ちを乗せて貪るように唇を重ねる。口腔内で舌が暴れると唾液がだらだらと溢れ、彼のものと混ざり合いどちらのものなのかわからなくなったそれを受け止めると、喉を鳴らして嚥下してゆき。やがて息苦しさにどちらともなく唇離せば肩を軽く弾ませながら、僅かに頬を上気させてニカっと爽やかな笑みを向けて)
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