とあるカウンセラー 2019-12-13 02:54:00 |
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…俺が殺すにはこうするしかないと思ったから。
( 願望を並べても具体的な方法を問われれば返す言葉も無く。つられて手首の包帯を見下ろし、逡巡の後に後者であると二つの質問に一言で答え。相手といればより良い方法が分かる気がする、という小さな希望は疑惑の前では口に出さず「つまり、あいつと居る時はあいつにも何か聞いたってわけ。──何喋った?」信憑性のある理由だからこそ己の疑念も深まって。自分より多く相手と会話を交わしたかもしれない彼、その口がどんな悪評を吐き散らしたか想像すればピリ、と肌が殺気立ち。その気配を隠す事なく「何か言われたからこんな質問してるように見えるんだけど。違う?」と張り詰めた声で追及して )
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