( 重ねられるワードになお思考が絡まるも、相手や誰かに危害を加えていないのならひとまずは保留することにして。続く質問に表情を翳らせてはあの忌々しい出来事を思い出そうと口を噤み「──刺した事は覚えてない。あの先生と病気の事とか治療とか色々話してて、……俺が覚えてるのはそこまで」次に気がついた時には既に拘束されていた、とも付け加え、記憶にあることを簡潔に述べて )