…その言葉に、嘘はないの?僕は紫音を信じていい?それに僕は君が好きだけど紫音が僕を好きなのかなんてわかったもんじゃないし。僕と友達でいることが、恋仲であることが紫音の迷惑になるなら僕は嫌。 (顔の見えない相手の言葉にすぐに答えることはせず、相手に顔を埋めながら小さく聞いてみて。問いかけを繰り返しながら頭を冷やし少し震える声で呟き、言葉とは裏腹に相手を強く抱きしめて)