(自身の言葉に悲しそうな表情を浮かべる相手に抱く感情はわずかな征服感で、ほくそ笑みながら空の手を相手の背へと回すと深く抱き締めて。あやす様に緩やかなリズムを刻みながら、柔な声で囁くは)愚問だね。君は僕の感情を知っているはずなのに。…でも、優和がそこまで言うなら。もしも僕の独占欲に耐える事が出来たら、その時は人生の伴侶だと思って付き合っても良いけど。どうする?