奇病病棟《 彼岸花 》＊ 途中参加歓迎 / 募
《 彼岸花 》管理人 2019-11-08 20:09:52 |
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＊ ｋｅｅｐ ＊
▽１１／１０午前零時迄
＞４ 勿忘草様 フリー枠
＞５ グロリオサ様 フリー枠
＞６ 薔薇様 花吐き病
＞７ 竜胆様 涙星病
＞９ 桔梗様 音響愛好
▽１１／１０午前一時迄
＞１４ 桜様 眼球愛好
▽１１／１０正午迄
＞１７ 天竺葵様 天使病
▽１１／１０午後一時迄
＞１８ 金木犀様 歌蝶病
（ 残枠 : 人魚病患者 ）
奇病 ／ 涙星病
名前 ／ 星埜 るい（ ほしの ── ）
年齢 ／ １８歳
身長 ／ １７０ｃｍ
容姿 ／ サラサラとした指通しの良い黒髪ミディアムマッシュ、前髪は重く奇病の所為で群青色に変化した双眸が見え隠れする程度。見るからに不健康と感じさせる青白い肌の頬には定期的に流れ落ちる星の涙が原因の蚯蚓脹れした赤い痕多数。ぱっちりとした垂れ目気味の平行二重に丸く大きな瞳、小さいながらもぽってりとした厚みのある唇や儚げな顔立ちから実年齢より幾らも幼い印象を抱かせる。病棟内での運動量が多く、身体能力も元々高かった為、線は細いがある程度の筋肉量有り。体の至る所には転倒や不注意、稀に自らつけた掠り傷や痣、その痕が多く残っている。薄青色をした無地の病衣を常時着用し、自身の体型よりワンサイズ大きい紺のロングカーディガンで体温調節を行っている。
性格 ／ 口許には常にヘラヘラとした笑みを浮かべており、やや気味の悪い雰囲気を醸し出している。病が記憶障害を伴っている為に精神年齢は幼く、難しい事柄への理解力や対応力も低い。天真爛漫で好奇心旺盛。子供特有の無邪気さや素直さ、正直さを持っているがそれ故の残酷さも兼ね備えている。放浪癖が有り神出鬼没なので他の患者より人一倍監視の目が厳しく、彼を呼び出す館内放送はほぼ毎日の様になされている。痛みの耐性が強くどんなに酷い怪我や流血の際も全く気にしないどころか嬉々とした表情を見せる事も。持病についてや彼岸花の事、他の患者や其々の奇病については勿論理解出来ていない。
備考 ／ 一人称は「 俺 」、二人称は「 君 」。名前をその都度教えて貰えれば「 〇〇くん、又は呼び捨て 」。中学二年生春頃に発病、翌年秋に病棟へ連れてこられた。病気の進行は思いの外速く現時点では１５歳以前の記憶を失っている為、発病当時の事やそれまでの友人関係、家族の存在も今となっては覚えていない。寿命はもって後３年程。
絡み文 ／ ──あ、お星様。（ 瞳から溢れ出る星々の尖った先端が己の柔らかな頬の肉を裂きながら流れていく。それと同時に手の甲には鮮やかな赤色をした血がぽたりぽたりと落ちてゆき、その様子を談話ホールの窓硝子越しに眺めては嬉々とした表情を浮かべて。足元に転がった星を一つ摘み上げて太陽に翳し反射させると、きらきら七色の輝きを放つそれを充血した目でうっとり見詰めながら無邪気な声で飛び跳ねてはしゃぎ ）……綺麗、綺麗！！！
（ ／ 涙星病で参加希望していた者です、主様キープ有難う御座いました！プロフィールが完成しましたのでお忙しい中お手数お掛けしますが確認の程宜しくお願い致します。また、不備や訂正箇所がありましたら速やかに加筆修正後、再提出させて頂きますので遠慮無くご指摘下さい…！ ）
＞竜胆様
（ ／ 早速ｐｆの提出ありがとうございます…！！薄暗く救いの無い雰囲気乍も、何処かほんわかと子供っぽい癒しを感じる素敵な設定に心震わせて居ります。確認したところ特に不備は御座いませんので、このまま参加の許可をさせて頂きたく思います。一点、流血表現に関してですがセイチャットの規則にて多くの人が残酷と感じる描写が禁止されていますので、流血ロルを回す際にはグロテスクと言うより儚さ、美しさメインで描写して頂ければと思います。大丈夫だとは思いますが念の為の確認になります、お節介を失礼致しました。ここからは他の参加者様と自由に絡んで頂いて構いません、後程継にも向かわせますので良ければ構ってやって下さいませ。それでは、これから宜しくお願い致します！ ）
＞るいくん
＿＿＿＿ 。…平気かい？（ 薄暗い病棟には似つかわしくない程に暖かくぽかぽかと心地が好い日差しの元、無機質な白いソファに自前の毛布とクッションを置いて、其の上に凭れ掛かる様にして例の通り読書に耽って居り。相手の存在には気付いていたものの集中は読みかけの頁の方へ、然し子供がはしゃぐ様な騒がしい声を聴けばそっと視線を上げ声の主を一瞥。当事者の彼にとっては何時もの事なのだろうが、矢張り少し気に掛かり｢ 此方へおいで 、 ｣なんて手招きしては其の柔らかな頬をせめて拭ってやろうとポケットから白いハンカチを取り出し。その中でも無意識に脳裏に浮かぶは彼とそう変わらない様な｢ まるで空から落ちて来た星の欠片みたいだ、 ｣と何処か能天気な考えで。 ）
（ ／ 早速ですが絡ませて頂きました。何度も管理人としてお話させて頂いて居りますが、こちらでも是非一度挨拶をと。背後会話は蹴って頂いて構いません、宜しくお願い致します、！ ）
（/昨日はレス禁中にもかかわらず書き込んでしまい大変申し訳ございませんでした…あんな不躾なkeepを受理してくださって本当にありがとうございます。今後はこのような事がないよう気をつけますので、改めてよろしくお願い致します。
pfが完成したので提出させていただきますが、耽美な世界観に相応しいものかいまいち心配なキャラになってしまったため不備等ありましたら何なりとご指摘ください…！）
奇病 : 花吐き病
名前 : 劔 柊一（つるぎ しゅういち）
年齢 : 27歳
身長 : 177cm
容姿 : ぱさついた黒髪のツーブロック。左目が隠れるような形で前髪を流し、だらしなく伸びた襟足と共にダウナーな印象を与える。暗い灰色のつり目も怠そうな半開きであまり目つきがよろしくない。首や手などはやつれているのが見てとれるもののしっかりした体躯に袖をまくった黒いニットとジーンズを着用。肌はくすんだ褐色。既に皮膚の下には植物が蔓延っており、顔から足先までタトゥーのようにイバラの形をした痣が浮かんでいるため痛み止めが手放せない。しかし開花した場所はまだ一つ、眼球を抉り出して咲いた左目の赤黒い薔薇のみ。
性格 : 陽気でよく喋るが口にするのは腐れた言葉ばかり、「どうせ死ぬのだから検査なんて無意味」だの「残り少ない時間は有意義に使え」だのと言って患者仲間を誑かしては共に自堕落な時間を過ごさせたがるダメな大人。薄っぺらい笑顔の裏では現状に絶望しており死を唯一の救いと望む病んだ人間。勝手に腐っていれば良いものの他者にちょっかいをかけては言葉巧みに退廃的な思想へと引きずり込んでいくタチの悪いお兄さん気質、あわよくば誰かと心中したい。そのほうがロマンチックだからと言い訳をするが結局は一人で＊＊ない臆病者、そして誰かに一緒に死んでほしいという究極の寂しがりなだけ。
花が育つ気がするから、という理由で太陽や日なたが嫌い。病人らしからぬヘビースモーカー。
備考 : 一人称は「俺」「お兄さん」。二人称は適当なあだ名。同室の子と親しくなった相手のみ名前呼び。
発病は3年前。当初は平凡な人生が唐突に苦痛に蝕まれる理不尽、将来の為に勉強をして良い学校へ行って努力したその結果が病院送りというやるせない現実に精神を病んでおり、開き直ったのか頭のタガが外れたのか周囲と交流を始めたのはここ1年ほどのこと。表面的には明るくなったが心の根腐れは悪化し続けている。
相手は覚えていないかもしれないが、同室の涙星病患者には八つ当たりで毒を吐いたこともあったため、引け目から若干目をかけがち。進行が早く寿命は持って2年ほど。
絡み文 :
──あのさぁ、煙草が体に悪い、なんてのは長生きするヤツだけ気にすりゃいいのよ。アンタらも死に際のジジイには好きに酒飲ませたりするだろ？それとおんなじ。
（広場の隅、眩しい日差しを遮る自販機の影に座り込み、慣れた手つきでライターの火を灯す。嘔吐の後の倦怠感と、これであと数時間は平穏が訪れるという薄っぺらい安堵感に溜め息を吐くと体内に残る甘ったるい香りをかき消すために深く煙草を吸い込んで。飲み物を買いに来たらしい職員に目をひそめて見下ろされればこちらは眉をひそめて笑い返し、自論と共にしっしと手を振っては再び煙を味わって）
奇病 / 時限病。時計を持って産まれてきてその時計が一周すると同時に死に至る病気。その時計は一般の時計よりも遅く時間をかけて動いているがまだ20代でありながらも既に針は7を指している。自らで予想した所30にはもうこの世にいないのではないかと思考を巡らす。時計の針が動いて1分後に針で心臓を刺されるような痛みに1分程押し寄せられる、歳を取るに連れその痛みは増していく。
名前 / 三月 誘兎 ( ｻﾝｶﾞﾂ ﾕｳﾄ )
年齢 / 26
身長 / 178cm
容姿 / 光に当たるとチカチカ明るさが目立つ銀髪 ､ 短めのアシンメトリー。左側が長め。ふわふわとしていて癖っ毛混じり。瞳の色は翡翠色でつり上がった糸目。眉は柔らかいカーブを描いており口元は常に弧を描いているのでどこか不気味な印象を与える。左耳に2つ､右耳に5つピアスの穴を開けていて左耳にはシルバーの羽が付いたイヤーカフとシンプルな黒色の丸いピアスを2つ軟骨部分に付けている ｡ 右耳には軟骨部分に宝石のﾍﾏﾀｲﾄが埋め込まれたピアスを3つ付けていて ､ 耳たぶ部分にシンプルなシルバーで出来たリングピアスを付けている ｡ 服装は緩っとしたものが多く大きめなTシャツや大きめなパーカーを着ていて下は基本ジーンズまたはスウェット。自分の死を示す時計は懐中時計の様になっておりその構造はどうなっているか分からず ､ ひたすらに真っ白い。針は心臓を表しているのか先端がハートで赤色。それを常にチェーンで首にぶら下げている。着痩せするタイプで程々に筋肉は付いている。肌は健康的なな色合い、年寄りかは若干大人びて見える。
性格 / 飄々としていて何かに執着することがない、怒りや哀しみを表に出す事は滅多に無く、その時間が勿体無いと感じている。なので常時楽しげに鼻歌を歌っていたり、笑顔を浮かべていることが多い。ただ針が動いたその日だけは死について等色々考えてしまい、塞ぎ込んでしまう。しかし次の日にはケロリとしている様子。口調は柔らかく京都弁。活発的で勉強よりかは運動の方を好む ｡ 針さえ動かなければ体に支障はない為自由自在に運動は出来る。いつも何事にも冷静沈着で動揺する事は無いものの、時計が自分の身から離れてしまうとまるで怯える様に震えが止まらなくなり激しく動揺してしまう。両親の愛を知らない為か甘える事も頼る事も苦手、人付き合いが上手く出来ずいつも1人でいる事を好む。しかし甘やかしたり話を聞いたりするのは自らの性格上得意なようで頼られることも。
備考 / 生まれながらにして発病する病気な為、両親は不気味がり直ぐに捨てられしまった。その後養子に入れられ育てられるも時折来る発作の様な痛みにその拾ってくれた義理親にも病気がバレて、自分を見捨てると親戚に預けられてはたらい回しにされながら16歳になった時自らこの病院に行く事を決めた。時計の針のﾁｸﾀｸと言う音が自らの命を蝕んでいるような気がしてその音を聞くのが大の嫌い。好きな食べ物は洋菓子らしく ､ 紅茶が好き。嫌いな食べ物は辛いもの。一人称 「 俺 」 二人称 「 きみ ､ 〇〇くん 」
絡み文/
( 目が覚め、ひとたび目に入るのは不気味な程に白い天井。時刻はまだ日が昇る前の午前4時、窓から射し込む光も無くただ真っ暗な空間を横に置いている小さなランプが照らしているだけ。虚ろな眼を擦りながらゆっくり起き上がり、ぼうっと一点を見つめて。何だか幼い頃の夢を見た気がする、孤独で寂しかったあの毎日。ただ独りでに道行く道を歩いて____下らない思考が巡ってしまうのは昨日針が動いたからだろうか、考えるのはもう止そう。気を取り直しベッドから降りてはスリッパも履かずに薄暗い廊下へ好奇心混じりで飛び出し。何だかいけない事をしているみたいで心臓の鼓動が早くなる、怪しく恐ろしい雰囲気を漂わせる処置室を通り過ぎて庭へぺたりぺたりと足を運び。汚れる事も厭わずそのまま裸足で庭に出て丁度近くにあったベンチに腰を下ろすと小さく鼻歌を歌いながら真っ黒な夜空に散りばめられた星々を見上げて。 )
( / ギリギリでの投稿お許し下さい...！PF完成致しましたのでご確認お願い致します！少し弄っただけなのでさほど変わってはいませんが...！絡み文も拙い文章で失礼します； )
(/フリー粋を希望した者ですが、大変申し訳ありませんが少々間に合いそうになく…。明日の夕方5時まで延長をお願いしてもよろしいでしょうか？ご了承、お願いいたします。)
＞薔薇様
（ ／ ｐｆ作成及び提出ありがとうございます…！いえいえ、とんでもないです。誠に個人的な趣味嗜好なのですが、一人称が｢ お兄さん ｣の伽羅がとても好みで…！！好みど真ん中の素敵な設定の息子様に出会えて感激しております。世界観との相性についても、表面は明るく飄々としながらも心は病んでいるだなんて、とても素敵でイメージぴったりだと思います。特に不備等は御座いませんので、これにて参加許可とさせて頂きたく思います。今後とも宜しく御願い致します！ ）
＞勿忘草様
（ ／ ｐｆ提出ありがとうございます…！元々のトピックでも心惹かれた息子様でしたが、更に不思議の国のアリスの兎さんの様なファンタジックで儚さに溢れたイメージが強まり美しい設定に打ち震えて居ります。特に不備など見当たりませんのでこれにて参加許可とさせて頂きたく思います。是非とも宜しくお願い致します！ ）
＞グロリオサ様
（ ／ ご連絡有難う御座います！畏まりました、それでは明日の午後五時迄、引き続きお待ちしておりますね。宜しくお願い致します ）
＊ ｋｅｅｐ ＊
▽１１／１０午前一時迄
＞１４ 桜様 眼球愛好
▽１１／１０正午迄
＞１７ 天竺葵様 天使病
▽１１／１０午後一時迄
＞１８ 金木犀様 歌蝶病
▽１１／１０午後五時迄
＞５ グロリオサ様 フリー枠
（ 残枠 : 人魚病患者、音響愛好 ）
＞桔梗様
（ ／ 申し訳ありませんが、ご連絡無く期限を過ぎてしまいましたので一度ｋｅｅｐを解除させて頂きます。再度希望頂ける際はもう一度お声掛け下さいませ。 ）
＊ 入居者情報 ＊
／ １１１号室
▽ 花吐き病 : ハナハキビョウ
＞２５ 劔 柊一
▼ 涙星病 : ルイセイビョウ
＞２２ 星埜 るい
／ １１２号室
▽ 鉱石病 : コウセキビョウ ／ 主〆
＞１０ 会咲 継
▼ 人魚病 : ニンギョビョウ
未定
／ １２１号室
▽ 歌蝶病 : カチョウビョウ
ｋｅｅｐ中
▼ 天使病 : テンシビョウ
ｋｅｅｐ中
／ ２１１号室
▽ Oculophilia : オキュロフィリア
ｋｅｅｐ中
▼ Acousticphilia : アコースティックフィリア
未定
／ ２１２号室（ 空白枠 ）
▽ 時限病 : ジゲンビョウ
＞２６ 三月 誘兎
▼
ｋｅｅｐ中
＞継くん
（ ／ 蹴可とありましたがご挨拶だけでも…！プロフィールの確認と参加許可を有難う御座いました。またロルについてですが生々しい表現は避け、美しさ中心の描写を今後心掛けますね。此方も今から継くんとお話するのがとても楽しみです、どうぞ宜しくお願い致します……！ ／ 蹴可 ）
……？、あ！（ 目映い輝きを放つ星屑を見詰めるのに夢中で周囲に目を向けることも無く、本人としては自分以外居るはずの無い空間から突然聞こえた知らぬ声に驚きからぴたりと動きを止めて。ゆっくりと辺りを見渡すと少し奥の方でソファに凭れている人物を発見、不思議そうに目を瞬かせるも手招きに誘われるままゆっくりと足を進めては歩の進みも次第に駆け出しへと変化し、その勢いを保ちながら身を乗り出すように彼の足元へ膝をつき。にこにこと人懐っこい笑みを浮かべつつ相手の手にした白いハンカチを目にすれば、自分を呼んだ意図が珍しく理解出来たのか「 拭いてくれるの？でも汚れちゃうよ？ 」と困り顔を ）
＞柊一くん
（ ／ 初めまして、早速絡ませて頂きました！同室の患者さんという事でどんな子が来るのだろうと楽しみにしていたのですが素敵なお兄さん系……！プロフィールを拝見しましたところ、るいとの関係性も組み込んで頂けて嬉しい限りです。他の患者さん以上にお手数をお掛けすることも多々あると思いますが、これからどうぞ宜しくお願い致します！ ／ 蹴可 ）
煙がもくもく……、ねえそれって美味しいの？（ 広場の脇の花壇で列を成す蟻を潰す遊びに小一時間程興じていたがそれにも飽きてしまった。指の腹にくっついた死骸やバラバラに千切れた四肢等を振り落とし立ち上がると、ふらふらとした足取りで辺りを散策し始め。ふと前方の自販機奥から白い煙が立ち昇っている。完全に興味は其方へと向かいパタパタと慌ただしい足音を鳴らしながら煙の元へと駆け寄れば、自販機の影に隠れるような位置に座り込む同室患者の姿を捉えて。どうやらこの煙は目の前の彼が指の間に挟んでいる小さな円筒から出ているらしい、それを口に運び煙を吐くという一連の動作をじぃっと真剣に見詰めては興味津々に問い掛けて ）
＞誘兎くん
（ ／ 初めまして！早速絡ませて頂きました。笑顔が多く運動好きだったりと所々で親近感を勝手に感じまして、是非仲良くして頂ければと思います！京都弁を話す誘兎くんもとっても楽しみです、これから宜しくお願い致します……！ ／ 蹴可 ）
ふああ、……眠いよう、眠いよう。（ 昨日寝る前に一気飲みした水の所為か普段は一度寝たら朝まで起きる事など有り得ないのに珍しく目を覚ますと寝起きで朦朧とした目を擦りながら不安定な足取りで病室を出る。無事にトイレを済ませるも未だ意識ははっきりとしておらず、本来なら戻るべき病室迄の道を行かずにふらふらと病棟内を彷徨い歩き、辿り着いたのは静けさに包まれた庭。絶え間無く続く欠伸を抑える事もせずに足を進めたベンチには既に先客がいたようで、しかしそれを不思議に思う事も無くぽすりと横に腰を下ろすと彼の肩に身を預けながら夜空を見上げ ）
奇病：蕩血病 (トウケツビョウ)
血液を摂取する事によって恍惚や多幸、忘我などの快楽を引き起こすといった、麻薬のような作用を持つ。血液には若干の依存性を含んでいるが、摂取した場合その人物によって個人差はそれぞれあるので、依存しやすいかしにくいかの基準は定められない。体臭は甘い香りがするものになっており、隣にいると仄かに漂ってくる。自分自身に影響は及ばない。また、病そのものにより死に至る事はないが、蕩血病から派生して起きる被害の方が大きいと推測されている。
名前 : 早柳 縣 (サヤナギ アガタ)
年齢 : 17歳
身長 : 172cm
容姿 : 胡桃色の髪は耳の先端に触れる短さ、うなじはさっぱりと刈り上げられ、癖はあまりなく全体的にストレート。やや目にかかる不規則にギザギザとした前髪。金色の虹彩と小ぶりの瞳孔を持ち、切れ長の双眸はどこか挑発的な印象を抱かせる。血色の良い肌。体型は標準と比べて幾分か痩せているため、骨張った線が浮かんでいる。長袖の黒いインナーの上に五分袖のゆったりとした白いTシャツを着用。左右の袖に黒色のラインが二つずつ、フードからは銀色に四角形の金具が付いた黒紐が垂れており、左胸の位置にビビッドピンクの照準がデザインされてある。黒い細身のズボンと赤いスニーカーを履いている。
性格 :歯に衣着せぬ物言いは躊躇するような素振りは少ないため直球的であり、加えてさほど自覚もしてない。初対面やこれまでの関わりが少ない者へ対する人見知りはしないタイプ。そのため、他者へは気さくに接していく。感情に合わせて表情が変化しやすく、同様に仕草や態度にも表れる。その姿は何をどういう風に受け取ったかが分かりやすい素直な人物。日頃から賑やかとも喧しいとも言える振る舞いが多い、典型的な男子。一方で自分が抵抗感などを生じらせるような状況や場合に陥った時、意地を張り気が強くなっていき、豹変したかのように荒々しくなる面を兼ね備える。
備考 : 一人称「俺」二人称「あんた、お前、呼び捨て、さん付け」など
発病したのは15歳の時。当初は目に見えた症状がなく、病棟に連れて来られたのは早柳の友人による咬傷事件が起きてしまった16歳の頃。医者から直接告げられた訳ではないが、奇病が完治不能な事も病院の外へ出られない事も心の内では悟っている。家族には会えない、思い描いていた将来は叶わない、三年前の生活には絶対戻れないと理解しており、同時に寂しさが鳴りを潜めている。
自分よりも年上(成人済みが主)の相手には基本的にさん付けでタメ口だが、同室の患者に対しては呼び捨てで話しかけている。
絡み文 :
───なんで、こんなに真っ暗なんだ。
（ 目を開いても、広がっている光景は黒色のままである事に疑問が浮かぶ。まだ微睡みの中にいるのかもしれないと自問自答するが、それにしてはしっかり覚めている感覚があり。体を起こしてみると、ベッドの上にいる時のようにスムーズではなく何かの物体に腕や爪先、肩などが当たる。暗くて、恐らくは狭い場所。そんなフレーズに引き寄せられたのか、不意に記憶が鮮明となる。数十分前なのか数時間前なのかは分からないが、物置部屋として半ば放置されかけているこの場所に自ら入っていき、そのまま寝こけていたらしい。そうだそうだ、納得出来たと瞬きを一つしては立ち上がり、慣れてきた足取りで扉に向かう。廊下に人工的に輝く明かりはあるが、窓の奥は橙色が深い青色へ移り変わる最中。夕方から夜になっていく頃で。 ）
(/昨夜はkeep延長していただき、本当にありがとうございました！この世界観に見合うものが仕上がったのか少しばかり不安ではありますが、ご確認よろしくお願いいたします。訂正すべき点などありましたら、教えてくださると嬉しいです。)
（ ／ 皆様の絡み文が提出され私もその一端に加わりたい気持ちで一杯なのですが、残念乍まだ仕事が残っているもので…とても寂しいですがひとまず事務連絡のみ失礼致します…！ ）
＞グロリオサ様
（ ／ ｐｆの提出有難う御座います…！吸血鬼の世界観を思わせる様な美しい症例で、表情豊かな息子様とても惹かれてしまいます。一点、気になった所として、他の患者は皆何時か自分の命は尽きてしまう。だとか、今の自分ではなくなってしまう。と言ったような絶望感を抱いて暮らして居る故に、縣くんの病状が命に関わらない事もありある種の軽傷感、の様なものを感じてしまい…。もし可能で有れば友人に咬まれた事によるトラウマや、自覚症状が無い事から来る彼岸花に連れてこられた事に対しての反発、といった様な背中合わせの影の様な要素を追加して頂けると嬉しいかなあ、と感じました。完全に私の好みの問題なのですが、上記に挙げた例は全く無視して頂いて構いませんのでほんの少しの追加をお願い出来るととても有り難いです…！長々と申し訳ありません、それ以外には不備等見当たりませんのでその一点のみ、よろしくお願い致します…！ ）
＞桜様
＞天竺葵様
＞金木犀様
（ ／ 申し訳ありませんが、ご連絡無く期限を過ぎてしまいましたので一度ｋｅｅｐを解除させて頂きます。再度希望頂ける際はもう一度お声掛け下さいませ。 ）
＿＿＿
残枠 ▽
人魚病、天使病、眼球愛好、音響愛好、歌蝶病
( /主様と皆様の耽美な世界観に惹かれました。Oculophilia(眼球愛好家)枠が空いたとの事でしたので、宜しければkeepをお願いします。)
奇病：蕩血病 (トウケツビョウ)
血液を摂取する事によって恍惚や多幸、忘我などの快楽を引き起こすといった、麻薬のような作用を持つ。血液には若干の依存性を含んでいるが、摂取した場合その人物によって個人差はそれぞれあるので、依存しやすいかしにくいかの基準は定められない。体臭は甘い香りがするものになっており、隣にいると仄かに漂ってくる。自分自身に影響は及ばない。また、病そのものにより死に至る事はないが、蕩血病から派生して起きる被害の方が大きいと推測されている。
名前 : 早柳 縣 (サヤナギ アガタ)
年齢 : 17歳
身長 : 172cm
容姿 : 胡桃色の髪は耳の先端に触れる短さ、うなじはさっぱりと刈り上げられ、癖はあまりなく全体的にストレート。やや目にかかる不規則にギザギザとした前髪。金色の虹彩と小ぶりの瞳孔を持ち、切れ長の双眸はどこか挑発的な印象を抱かせる。血色の良い肌。体型は標準と比べて幾分か痩せているため、骨張った線が浮かんでいる。長袖の黒いインナーの上に五分袖のゆったりとした白いTシャツを着用。左右の袖に黒色のラインが二つずつ、フードからは銀色に四角形の金具が付いた黒紐が垂れており、左胸の位置にビビッドピンクの照準がデザインされてある。黒い細身のズボンと赤いスニーカーを履いている。
性格 :歯に衣着せぬ物言いは躊躇するような素振りは少ないため直球的であり、加えてさほど自覚もしてない。初対面やこれまでの関わりが少ない者へ対する人見知りはしないタイプ。そのため、他者へは気さくに接していく。感情に合わせて表情が変化しやすく、同様に仕草や態度にも表れる。その姿は何をどういう風に受け取ったかが分かりやすい素直な人物。日頃から賑やかとも喧しいとも言える振る舞いが多い、典型的な男子。一方で自分が抵抗感などを生じらせるような状況や場合に陥った時、意地を張り気が強くなっていき、豹変したかのように荒々しくなる面を兼ね備える。
備考 : 一人称「俺」二人称「あんた、お前、呼び捨て、さん付け」など
発病したのは15歳の時。当初は目に見えた症状がなく、病棟に連れて来られたのは早柳の友人による咬傷事件が起きてしまった16歳の頃。創傷部位は左側の二の腕。甘い匂いに強く反応し、肉を噛みちぎられるほどの勢いだったため酷い傷を負い、現在でも痛々しい痕が残っている。それ以降、噛みつかれるという行為に対して恐怖が張り付いており、無意識に人の口及び歯を見てしまう。尚且つ自分から近寄るのは平気だが、相手から距離を短い範囲まで詰められる事が苦手。二の腕を掻く事が度々ある。医者から直接告げられた訳ではないが、奇病が完治不能な事も病院の外へ出られない事も心の内では悟っている。家族には会えない、思い描いていた将来は叶わない、三年前の生活には絶対戻れないと理解しており、同時に寂しさが鳴りを潜めている。
自分よりも年上(成人済みが主)の相手には基本的にさん付けでタメ口だが、同室の患者に対しては呼び捨てで話しかけている。
絡み文 :
───なんで、こんなに真っ暗なんだ。
（ 目を開いても、広がっている光景は黒色のままである事に疑問が浮かぶ。まだ微睡みの中にいるのかもしれないと自問自答するが、それにしてはしっかり覚めている感覚があり。体を起こしてみると、ベッドの上にいる時のようにスムーズではなく何かの物体に腕や爪先、肩などが当たる。暗くて、恐らくは狭い場所。そんなフレーズに引き寄せられたのか、不意に記憶が鮮明となる。数十分前なのか数時間前なのかは分からないが、物置部屋として半ば放置されかけているこの場所に自ら入っていき、そのまま寝こけていたらしい。そうだそうだ、納得出来たと瞬きを一つしては立ち上がり、慣れてきた足取りで扉に向かう。廊下に人工的に輝く明かりはあるが、窓の奥は橙色が深い青色へ移り変わる最中。夕方から夜になっていく頃で。 ）
(/ご指摘の方、ありがとうございました。確かに少々軽かったですね…。備考の部分に付け加えさせていただきました。手間をかけさせてしまいますが、もう一度ご確認をお願いします。)
＞柊一さん
煙草が似合う、って…大人っぽくて良いですね。（ ふらり、昔の様に自由には動かなくなった身体を苦にし乍も広場に出たのはどうにも子供っぽいあの陳腐な味の炭酸ジュースを口にしたくて。そんな少しの楽しみを胸に緩慢な仕草で歩みを進めれば、先客達の会話を耳にして居たのかすぐ横を通り過ぎる老年の職員へ向け軽く会釈をしつつ笑顔を向け。その先に座る褐色の彼に向けても同様に頭を下げては、其の儘自販機の前に立ち色とりどりに並ぶ商品のボタンをじぃ、と見詰めつつ微量の笑みを口元に浮かべ双眸細めて一言。言葉の中には只々純粋な憧れと半分の" 歳上の同胞 "へ向けての羨ましさ。嗚呼、なんだか今日の僕は子供じみている、なんて心に思い乍ボタンのうちの一つを押し込み 。 ）
（ ／ とても好みな息子様に絡ませて頂きました。今から沢山言葉を交わすのが楽しみです、宜しくお願い致しますね 。 : 蹴り可 ）
＞誘兎くん
＿＿＿。…誘兎くんか。君も、眠れないの？ （ …星が落ちて来そうだ。そんな安っぽい喩えさえも、今は一端の詩人の様に此の夜を彩って居るのだろう。こんな夜は何とも、忘れた筈の寂しさや虚しさが思い起こされて＿＿ふらり、まるで夢遊病の様に夜の下を一歩ずつ、少しずつ進み乍辺りに咲いた花を眺めて居れば、一際寒い風邪が吹き肩に掛けた毛布をぎゅう、と抱き込み立ち止まり。ふと視線を向けた先にはこの時間に予想していなかった人影、真逆幽霊の類いでは、なんて頭を巡らせつつ驚きに双眸丸めてじっと見詰めるも其の正体は何時も見知った銀髪の彼で。安心した様に頬緩ませて独り言呟き、一つ息を吐けばそっと相手の近く迄歩み寄り驚かせぬ様に声を掛け ）
（ ／ この様にかつては話さず終いとなってしまっていた誘兎くんとお話出来ること、とても嬉しく思います。宜しければうちの子を構ってやって下さいませ。宜しく御願い致します…！！ ）
＞るいくん
うん、…… 大丈夫だよ。気にしなくて平気だから、…ほら、眼を瞑って （ 自らよりも若い彼の身軽な動きにまるで本当に無邪気な子供のようだ、相手の浮かべる困り顔とは裏腹にふわり、笑顔を零してしまいほんの少しの上機嫌と共によしよし、と指から零れ落ちそうな漆黒の髪の毛を撫でてやり。そっと、柔らかな肌を傷付けない様に頬に触れハンカチを当てて滲む血を拭えば「 ほら、薔薇の花みたいで綺麗だろう？ 」なんて傍から観れば不躾にも思える様な表現で、僅かな身動ぎしつつ膝の上に半ば赤く染まった布を大きく広げながら相手を宥めようと微笑んでみせて。 ）
＞サンビタリア様
（ ／ お褒めの言葉、並びに参加希望誠にありがとうございます…！！眼球愛好のｋｅｅｐ、確かに承りました。明日の午後七時迄、素敵なｐｆをお待ちしておりますね。 ）
＞グロリオサ様
（ ／ 私の無理な御願いにも関わらずお早い修正と提出誠にありがとうございます…！！此方こそ、御手間をお掛けして申し訳ございませんでした。文句無しに美しく、見惚れて仕舞う程魅力的なｐｆに感銘を受けました…不備など全く見当たりませんので、これにて参加許可とさせて頂きたく思います。また後で継にも絡みに行かせます故、良ければ仲良くしてやってくださいませ…！これから宜しく御願い致します！！ ）
＞縣くん
＿＿＿＿＿ わ、（ 日が落ちる頃、星が巡る頃。温かな陽射しが当たる談話スペースも之から訪れる夜を前に少しずつ冷え込み、何とはなく少しだけ居心地が悪くなって。ああまた、一日が終わるんだなあ。なんて無駄な感慨と共に重たい腰を持ち上げ愛書と畳んだ毛布を片手に昼の根城を後にすれば、しん、と静けさの支配する廊下を外を眺め乍歩いて居り。ふと、背後から扉の軋む音が聴こえ頭の中を巡る疑問符、無意識下で後ろを振り向くと人の居る筈のない扉から見知った顔が覗いていた故に、思わず驚きの声零しその場で硬直し。 ）
（ ／ 早速縣くんの絡み文に絡ませて頂きました…！病棟内に居る中でも快活な姿と逆鱗に触れた時の危うさの二面性がとても美しく、縣くんと話せるのが今から楽しみでなりません。良ければ仲良くしてやってくださいませ。 ）
＞ブルースター様
（ ／ 此方の名義より失礼致します、主で御座います。参加希望に加えお褒めの言葉まで、誠にありがとうございます…！天使病のｋｅｅｐ、確かに承らせて頂きました。明日の午後十一時迄、お待ちしておりますね！ ）
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