愛たい人 2019-11-08 19:18:27 |
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……っ
(花火の音が身体に響くそんな中に聞こえた声。じんわりと胸の中で熱いものが滲み出てくるのを感じて涙がせり上がってくるのを感じて必死に堪えた。泣きたいような嬉しくて堪らない感情に駆られれば、幸せいっぱいに息を吐く。愛している人が居ること。それがこんなにも世界を色付け、毎日を恋しくさせてくれる。この関係に花火のような華美ものは無い。それでも徒花とならないよう、前を向かねばならないのだ。花火が終わったあとの夜の静寂に負けじと瞳に意志を持たせれば「王様…今日は私の我儘に付き合ってくれてありがとうございました。今日見た景色も想いも全部…全部ぜーんぶ私の中の"宝物"です!」)
***
科学の力ってすげぇよな。よく海に浮く乗り物とか思い付くもんだぜ。
(海の上に居るという実感が余り湧かずに、視界だけが事実を捕える中でうんうんと頷きながらも上記を述べる。ゆっくりと進み出した船に無邪気に瞳を輝かせていると、モンスターボールの中から堪らないと言わんばかりに一匹のポケモンが飛び出して来た。もふもふの尻尾と愛らしい耳が揺れるソレは"ブイっ!"と一鳴きしてみせる。そして窓を見ていた彼女の姿を捉えれば、その懐に入ろうと駆け寄って行った。相変わらず隙が無いというか彼女に懐いているのは大いに構わないのだが、ポケモンと言えど多少は嫉妬してしまうもので)
おいイーブイ…ったく、あんまり駆け回るなよ…?
( 此方こそレス遅れて申し訳ございません…! )
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