匿名さん 2019-10-23 22:21:13 |
通報 |
(相手と密着してどれほどの時間が経ったのだろうか。人間よりも少し高めの相手の体温と暖炉の火で心地よい温もりに包まれていると、いつしか寝息を立てていて。こちらの体から離れる相手の体温に気づけば隙間風の音と雨足の音もだんだんと止んだ窓の外に視線をやって。「…そうだな、今なら帰れそう。」と、風はまだ少し吹いているが雨はほぼ止んでいるようだ。乾かしておいた服を身につけて、荷車を引いて外に出ると「帰ったらすぐに風呂入れないとな。」と、肌は暖まっていても体の中はまだ冷えている。早く帰って家の風呂で芯から温まった方がいいだろうと思いながら呟いて。)
(/ご了承ありがとうございます。また、なにかあったら連絡します!)
トピック検索 |