白膠木簓 2019-10-03 21:10:21 ID:c50696174 |
通報 |
…ッンにゃ、ひーっ!あかん…!取れるか思た…!ふ、アハハ…なんやええライム効かすやん…マイク通しとったら確実にくたばっとったわ(大袈裟に解放され赤くなった片頬素早くさすりつつ、目の前の男泣きする男前の彼が洩らす笑みにパッと視線やれば、状況がどうであろうとまた釣られて笑ってしまう。生まれ持った性根は変えられないようで、一瞬軽口を叩くも自身の手先を袖にすっぽりと引っ込めた状態で彼の濡れる頬を包んだ。泣き顔も酷く綺麗に見えて、あー俺も末期やな…とか、ご馳走様です!なんていらん事ばっか浮かんでくる脳内。さすがに口にする根性はなく、許してもらうよりも先に先ずは涙を拭かねば、とぽんぽんと袖で頬を優しく拭えばしゅん、と申し訳なさそうに眉下げて額同士こつり。顔を覗き込みながら)あ、焦るやろ…まさか泣くと思わんかった…。あんまし可愛え反応ばっかするもんやから、ちょお調子乗った…ごめん、蘆笙、まだ怒っとる…?(じっ、)
…ン、……(色付いた声にぞわり興奮煽られるのに気付いて必死に雑念を追い出そうとする。今まで長い間色んな事を共にしてきたが、こんな声聞くの初めてや…とか、生娘のくせに妙に色っぽい声出すやないかい、とか、色気で言うたら生娘やのうて人妻やないかい、とか。無駄に頭を回転させてみるも、かえって昂りを覚えてしまうようでカッと体温が上がる。そんな中薄く唇が開かれた、その理由が分からないほどウブではない。…彼の期待に応えてやりたい、その一心で自然と髪を撫でていた手が顎に滑りくい、と掬い上げる。些か控えめではあるもののぺろ、と半開きのそこに熱持った舌を這わせれば次いで下唇にちゅう、と吸い付いて)
うっさ…、もう!俺は今照れとんねん!…どこで笑っとんじゃ意地悪いやっちゃな……もう…お前は簓ポンコツ変換器か…(尚もうぐ、と下唇噛みつつ。もっと撫でろ、とぐりぐり額押し付け尚もぶつぶつと文句垂れて)
決まり!酒も買っとこ。…ふふ、なぁこう言うのぎょうさん増やして行きたいな。また、お前と(合わさった指先ピンッと弾いて。にひ、と無邪気に笑み零し)蘆笙一人置いて逝けるワケないやろ、蘆笙に置いてかれんのも無理や。せやから、いっせーの!で一緒逝こか(うむ、)いやん、やめてぇな…困ります…っ…うゥッ!やめぇ!こそばいわ!(語尾にハート付けくね、と身を捩り悪ノリ…が、背筋這う指先に負けビクゥ!と背筋反らし断念)
トピック検索 |