白膠木簓 2019-10-03 21:10:21 ID:c50696174 |
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はッ!?ちょ、…やめろ!それは勝手に見とけ!本人に言うたらアカン!焼き付けとんのか…ええ心掛けやな、ってちゃう!やめろ!恥ずかしいわおおきに!何処もかしこも追ってくれてるやんけ、ありがとおな!!次の火曜21時のバラエティも出とるからよろしゅう!(さぁて此処まで詰めたらどうせ赤面して終わりやろ…と、高を括った自分を盧笙お手製のハリセンでどつき回したろか。ぶわわ、と喜びプラス気恥ずかしさに染め上げる頬。負けられへん!あかん!めっちゃ嬉しい!と、口喧嘩の勢いで飛ばすお礼と番宣、)
……っ、もう、なぁ…盧笙ちゃんと聴いて?泣けるのやないやろ、明るい歌やん。…あーもう、そんな…やめぇや……移ってまうやん(笑って引っ張って、この話は終わり。別に悲しい話じゃあらへんもん、二人とも納得して潔く綺麗に終わったはず。それでも曲に合わせて、メロディと、彼の上げる嗚咽と声に当時の胸を締め付けて息も出来なくなるようなつらい瞬間‘だった’記憶が戻ってくる。つん…、と鼻梁が鈍く痛んで熱が集まる頃には直ぐに涙が追い付いてしまって、ぱたぱたと強く握り合った手に落ちた。今では間違ってなかったかもしれないが、自分の判断が間違ってるか否かなんてわからなかった。ごめんなんて言わんといて、こっちの台詞や。ちゃんと守ってやれんでごめん、一度離れてしまったのには自分の不甲斐なさもある。自分を都合よく正当化して無理にでも前だけ向いてきた。その分彼とは対照的に、この曲を泣いて聴くのは初めてだ。でも悲しいからじゃない、遠回りしたけどきちんと帰るべき場所にちゃんと帰って来れた。嬉しい、お前と帰って来れて嬉しい。ぽろぽろと気持ち良く溢れていく涙をぐい、と手の甲で拭ったが止まらず、困り果てて眉を八の字にしてヘヘッと掠れた鼻声で笑う。“つらい時は側にいよう 俺がぶっ飛ばしてやるよ”そんな小気味良いフレーズを聴きながら握り返された手、しっかりとまた握り返し。髪撫でながらきゅっと頭ごと自分の方へ引き寄せ、頭を寄せて寄り添いながら涙声でふは、と小さく笑う。もう四捨五入で30代の男が二人、何この状況?何これ幸せ過ぎやんな?おもろない?、やっと混じり気なく通いあった気持ち、困ったように笑って泣きながら指輪の話前も聞いたなぁと思い馳せつつ)当たり前や、お前が一人で聴きたい言うても横居るからな。うん、指輪な。行こ、明日にでも行く?いつでもええよ、…あんな、それはちゃうわ。指輪だって、一つポツンとあってもきらきらせぇへんやろ。光があって、やっときらきらすんねん。…わかる?盧笙。絶対、一緒に行くぞ。三日三晩泊まりがけで悩み抜いて買おか。
甘え上手?これが効くの盧笙だけやぞ、甘えられ上手の間違いちゃう?……ハイ、ごちそうさまでしたぁ!盧笙おおきに、今度マクドでも奢るわ(ゴミを纏める様子眺めて相変わらずしっかりしたやっちゃなぁ、と感心。食べ終えたゼリーの空すすっと控えめに差し出しつつ再び手合わせ満足げにニコリ、)
……だーっはっはっは!ドアホォ!相変わらず騙され易いやっちゃなー!こんなんで俺がへこたれると思ったか!(がば、と彼の方顔向け背中撫でる手ガシィッ!引き寄せむぎゅう、抱き締め捕らえれば高らかに笑って)
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