何事もなく帰ってきたんだ、この話はもう終いにしよう。(頭を撫でられれば撃退したその時の様子を想像しては急所を蹴られた相手とまた何処で出会したとしてそいつはもう変な気を起こしたりはしない事だろうと呆れたように笑っては、自分の胸元に額を寄せる相手に視線を移し今度はこちらから優しく頭を撫でては、そう思ってくれていると…俺も嬉しいとほんの少し頬を赤らめながら呟き)