足軽 2019-06-28 12:48:53 |
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「……この滝に何の用だ。私の首を狙うのならば生きて帰れぬと思うのだな……」
「………この世の黒い経歴は知っておる。……それ故、討たれる訳にはいかぬのだ。」
名前:水菊(すいぎく)
種族:妖(龍角仙人)
年齢:見た目は70代後半
性別:男
性格: 冷静で人間に対して警戒心が強い。長く生きている為、基本的には落ち着いていて争いはあまり好まない。しかし自分の首を狙う敵には容赦がなく身を守る為に戦う。こう見えて味方には優しい一面も見せる。
容姿: 肩までの白髪のオールバックで後ろ髪を一つに纏めて三つ編みにしている。瞳は金色で鋭い。白い長めの髭で口元を覆っている。身長は186cm。山で鍛えていたこともあり筋肉質な体つき。額に鹿のような角が生えていて背中に人間の時に切り捨てられた際の傷が大きく残っている。
服装: 人間だった時の名残で片目を龍の眼帯で隠している。黒のゆったりとした布の服に藁で出来た草履と仙人らしい服装。木で出来た杖を持ち歩いている。
武器:妖刀『龍玄』水菊が愛用している刀。切れ味は鋭く、その力は岩をも砕くほど。柄は木製で普段は仕込み杖として持ち歩いている。
妖術:幻術『雷龍』
妖術で雷の龍の幻獣を呼び出し敵を攻撃する。龍の全長は約3mで自身がその額に乗る事も可能。意思もあり、主である水菊の命令で動く。
備考:元は将軍と7本刀棟梁の旧友であり7本刀の一人として仕えていた。しかし、ある時を境に将軍に一方的に切り捨てられ、口封じの為に闇に葬られたが、滝底で瀕死の状態でなんとか生きていた時に外法を口になった魚を喰らい妖となった。現在は黒い経歴を知る者として首を狙う者から身を隠しながら他の妖のように国取りを望んでいないが身を守る為に火の粉をふるっている。
(/>10で龍角仙人を希望した者です。プロフィールが完成しましたので提出します。不備や修正箇所などありましたら伝えてください。確認をお願いします。)
>35様
(/素敵なpfありがとうございます。もうすぐ開始致しますのでしばしお待ちください)
>40様
(/素敵なpfありがとうございます。もうすぐ開始致しますのでしばしお待ちください)
>36、37、38様
(/支援上げは大変ありがたいのですが、39様も仰っている通り他トピを埋めてしまいますので過度な上げはお控え願えますでしょうか?)
>39様
(/注意ありがとうございます)
「……この滝に何の用だ。私の首を狙うのならば生きて帰れぬと思うのだな……」
「………この世の黒い経歴は知っておる。……それ故、討たれる訳にはいかぬのだ。」
名前:水菊(すいぎく)
種族:妖(龍角仙人)
年齢:見た目は70代後半
性別:男
性格: 冷静で人間に対して警戒心が強い。長く生きている為、基本的には落ち着いていて争いはあまり好まない。しかし自分の首を狙う敵には容赦がなく身を守る為に戦う。こう見えて味方には優しい一面も見せる。
容姿: 肩までの白髪のオールバックで後ろ髪を一つに纏めて三つ編みにしている。瞳は金色で鋭い。白い長めの髭で口元を覆っている。身長は186cm。山で鍛えていたこともあり筋肉質な体つき。額に鹿のような角が生えていて背中に人間の時に切り捨てられた際の傷が大きく残っている。
服装: 人間だった時の名残で片目を龍の眼帯で隠している。黒のゆったりとした布の服に藁で出来た草履と仙人らしい服装。木で出来た杖を持ち歩いている。
武器:妖刀『龍玄』水菊が愛用している刀。切れ味は鋭く、その力は岩をも砕くほど。柄は木製で普段は仕込み杖として持ち歩いている。
妖術:幻術『雷龍』
妖術で雷の龍の幻獣を呼び出し敵を攻撃する。龍の全長は約3mで自身がその額に乗る事も可能。意思もあり、主である水菊の命令で動く。
備考:元は将軍と7本刀棟梁の旧友であり7本刀の一人として仕えていた。しかし、ある時を境に将軍に一方的に切り捨てられ、口封じの為に闇に葬られたが、滝底で瀕死の状態でなんとか生きていた時に外法を口にした魚を喰らい妖となった。現在は黒い経歴を知る者として首を狙う者から身を隠しながら他の妖のように国取りを望んでいないが身を守る為に火の粉をふるっている。
(/すみません、少し誤字がありましたので修正したプロフィールを再提出しますと把握です。開始まで待ちます。)
>42様
(/訂正了解致しました)
>all
私腹も、これだけ肥えれば見事なものよの…(空に濃い霧の立ちこめる、薄暗い朧月夜。昼の賑わいを思わせるように店の立ち並ぶ城下町からすら人気が無くなり、不気味な雰囲気すら漂う城下の道を歩く大きな影が1つ。城下の上へと聳え立つ城を見上げれば、どこか憎らしげにそうつぶやきを漏らし)
(/少し遅れましたが開始とさせていただきます。絡みづらいようでしたら、all文を出していただければ絡ませて頂きますのでどうぞよろしくお願い致します。)
(/妖をkeepしていた>13の者です。剣客喰らいの赤鬼様をkeepしていた方のkeep期間が過ぎてしまったようなので、立候補させていただいても大丈夫でしょうか?)
>44 杞憂
これは驚いた。最近の宿は、妖すら泊まらせるのか(隣を通り過ぎてゆく女性から僅かに感じる、法力とは違う妖力の気配。この静寂の町にまさかとは思いつつも、カマをかけるようにわざとらしく、そう大声を放ち)
>45様
(/分かりづらくて申し訳ありませんが、ルールにある通りkeep期限は48時間ではなく2日ですので、まだ期限はきれていない形となっております。ですので本日中に7様から延長届がなければ立候補受領、あれば御二方のkeepを1日延長という形でよろしいでしょうか?)
>仙繧
おや、あの姿は…。
(赤い番傘をいつものようにさして、歩いていると何処かで見たことがあるような影が。目を細めて、訝しげにゆっくりと近づきながら言葉を発して)
>all
して、西国の残党はどうしておる?....芦名か。芦名へは既に書状を送ってあったな?ならば良し。彼奴らの道中は兵を差し向けず、芦名へ集わせよ。...芦名め。我が身可愛さにかつての同胞を人身御供にするとは、愚かな奴よ。(静寂幕府本陣、御堂城。その本丸天守。朧月夜の下、軍議が行われていた。諸国平定を成して十余年、最後の残党を狩る算段が整った。寝間着姿の老人は鉄扇片手に己が行く事の叶わない西国で壮絶な最期を遂げるであろう武者達の姿を夢想していた)もうよい。下がれ(家臣に下知すれば天守にはただ、老人のみになる。徐に立ち上がり守の襖を開け放てば、眼下に城下町が広がる。シンとした冷たい空気が枯れ木の如き身体に吹き付けるが、その冷たさもまた心地好かった。空気は澄み、血も硝煙の香りも感じ取る事は無かった。この泰平を己が作り上げ、己の子が、孫が、この泰平の世を継いでいく。そこに反乱の芽があってはならぬ。薄く口角を上げた老人は、暫し己が成し遂げた事の成果を眺めていようか
>ALL
……人間共は呑気なものだ。
(かつての旧友である将軍が国を制し平和になった今、未だ完全には争いは終わってないところもあることを悟りつつ山から人里を眺めて。かつて人として争いに助太刀し一方的に切り捨てられた事もあり人間とは深い関わりを持ちたいとは思わず、首を狙う人間から身を隠しつつ様子を見ていて)
(/改めて、ALLで絡み文を出させていただきました。返信遅めですが宜しくお願いします。)
>仙繧
最近は金さえ払えば人殺しすらも泊める宿屋が有ると聞いた。妖を泊まらせる宿屋が有ろうと不思議では無かろう?
(道沿いに建てられた平屋の屋根の上。瓦に腰を下ろして足を組み、仙繧を見下ろす影がひとつ。その身を包むのは濃紺色の忍装束。朧な月に照らされるそれから覗く眼は、冷ややかな視線を仙繧に投げかけている。 仙繧が声を掛けた少女が黙り、間が空いた隙に噂されている情報を交えて口を挟み)
>47 杞憂
>51 鮭鮪 刺身
…で、幕府の犬である貴様が、それを見逃すというのか?(距離を取る仮面の女を後目に、鞘から鈍い銀色の刃を覗かせつつ上空の影を睨みつける。顔は見えぬものの、あの声はかつて聞いた事がある。とすれば七本刀の一員であろうことは容易に想像がつく。)
して、いつまで高みの見物を続けているつもりだ。…よもや、見逃す気などあるまい?(影を睨みつけながらもじりじりと距離を取れば、未だに動きを見せぬ相手に対し、そう皮肉めいた冗談を飛ばし)
>48 月宮 華火
…それ以上、寄るでないぞ(城を見上げ、物思いにふけっていれば僅かに聞こえる足音に、反射的に刀の柄を握る。自然と抜き足になっている当たりを見るに忍びだろうか。なんにせよ、城下に居る忍びなど味方であるはずもなく、牽制するように後方へ言葉を投げかけて)
>49 静寂 成政
人を愚かな手に縋らねばならぬほどに追い込んでおきながら、何をほざくか腐れ外道が…(天守を全体を包み込むように吹き抜けていく突風。風は襖を突き抜け、開け放たれた天守最上階へとすぐさま辿り着く。風が通り抜けて行った刹那、冷たさと静寂の張り詰める空気を崩すように、背後から声が響く。)
この国の平穏を望むというのなら、その首、すぐさま差し出せいッ!!静寂成政ぁっ!!
(老人の返答も構えも待たず、すらりと伸びる大刀を引き抜けば、場には似合わぬような怒気と共に怒声を放ち、両手で構えた刃の切っ先を目の前の老人へと向けて)
>50 水菊
呑気と言うなら貴殿もそうであろう。国に捨てられ、あまつさえ命を狙われながらこうしてコソコソと暮らす。…貴殿ほどの実力者がなんと、勿体ないことか…(神秘的な雰囲気を醸し出す滝とは裏腹に、幾人もの人間が集う霞ヶ滝の滝つぼ周辺。今回自身がそんな所に訪れたのも、とある名うての妖が目当てであり。
人間から身を隠すように探りを入れていれば、ちらりと視界の端に映り込む老人の姿。すぐさま背後から近づき、目的の妖であることを確かめれば、どこか嘆くような素振りを見せながらそう語りかけて)
>7様
(/延長届けもなく、期限内のpf提出もありませんのでkeep解除とさせていただきます。)
>45様
(/剣客喰らいの赤鬼のkeep了解致しました。)
>仙繧、刺身
何か御用ですか?私はあなたと争う気はありません。(仙繧の言葉で平屋にいる者が幕府の者とわかり、となるとこの時間に外を出歩いている幕府の役人とすれば七本刀だと推測し自分は戦う意思はないと刺身に向かって言って)
>仙繧、刺身
何か御用ですか?私はあなたと争う気はありません。(仙繧の言葉で平屋にいる者が幕府の者とわかり、となるとこの時間に外を出歩いている幕府の役人とすれば七本刀だと推測し自分は戦う意思はないと刺身に向かって言って)
>仙繧
やはり、気づかれてしまいましたか。
(相手の言葉と相手が刀の柄を握ったことに気づきその場で止まり、残念そうに言葉を発し)
なぜ、貴方がこんな所にいるのですか?場合によっては、御相手させていただきます。
(相手がなぜ、城下にいるのか、なぜ城を見上げているのか。なにをしにここまで来たのか、主の命を取りに来たのかなどと考えながら相手に言葉を投げかけ)
>all
猫ちゃん、触ってもいいですか?
(太陽が眩しい、昼時。今日は、主の命もなくすることもない。こんな明るい日は外に行きたいなんて、思って外に出てきたのが始まりだった。騒がしい城下町をいつものように番傘をさす。あてがあるわけもなく、ただフラフラと歩く。歩いていると、よく陽の当たるところで1匹の猫が昼寝をしていたのを見つけ、ゆっくり怖がられないように、逃げられないようにと近づき、極力怖くないようにと優しく声を出して、猫に手を伸ばし)
>仙繧
...千代か。懐かしい顔が来たものよ。仙繧山の住み心地はどうだ?余人の住まぬ荒地と聞き及んでいるが、お主にとってはこの町もあの山も同じ事か。(まるで久し振りに会った知己と会話するように、目の前に突き出された剣に怯えるでも無く、天狗が捨てた嘗ての名で呼び掛けようか)しかし、お主も腑抜けた事を申すようになったな。この期に及んで儂の首を所望とは...ヌハハハハッ!酔狂な奴よ。妖とは、これ程面白い奴ばかりなのか?それとも...妖に転じたせいで記憶でも抜けたか?(可笑しくて堪らないと云わんばかりに笑ったかと思えば、老人の鋭い眼光が天狗を射貫く。只の妖なら人が虚勢を張っているだけとしか思わないだろう。しかし、この老人に仕えた者なら知っている筈だ。今向けられているのは老人が家臣を手討ちにする時の其れであると)それで?取るかこの成政の首を。そして取ってどうする?お主が天下に号令を掛けるか?妖風情が...迷うのはあの山でだけにしておけ。人の世に現れてまで下らん能書きを垂れるで無いわ、戯け(老人と天狗の間合いは凡そ一太刀。天狗が大上段で斬りかかれば老人は呆気なく絶命する間合いである。しかし、老人にとってもこの間合いは相手の得物を奪い、逆に切り伏せる事が可能な距離でもあった。
>杞憂
なに、心配せずとも取って食う気は無い。…ただ、貴様に悪しき心があるとすれば、その首は頂くが。
(杞憂達に視線を送りながらもどこか無関心な様子で言うが、続く言葉を口にする瞬間に、目をぎらりと光らせる。)
>仙繧
未だ噂の域を出ぬ情報だ。それに、我が任務はこの町の警備。それが実在しようが我に関係の無い事だ。
(仙繧の言葉に返しつつ息を吐き出す。その様子はまるで縁側でくつろぐかの如く、まるで危機感を感じさせない。)
無論、貴様を逃すつもりは毛頭無い。この城下町は我の得意とする場所、わざわざ出向いて来るとは。飛んで火に入る夏の虫とは、正にこの事だな。
(水の瞳で仙繧を睨みつけ、地に降りる。仙繧は普段山に住み、こちらから向かえば山に慣れている仙繧を筆頭とする妖達に大いに遅れをとる。しかし、今はどうだ。自らの得意とする城下町で、更に敵は仙繧一人、またと無い好機に忍装束に隠れた口角を上げ。)
>刺身
悪しき心・・・ですか。(刺身の言葉を聞いて多くの者の血で汚れた自分の手を見つめて自分にも悪しき心があるかもと考えて)
>華火
生き物がお好きなのですか?(華火が猫に手を伸ばしているところを見て華火に生き物が好きかと聞いて)
>杞憂
ええ。とても、好きです。…貴方も生き物はお好きですか?
(相手の言葉に返事をしつつ、猫に触れようとするが、もう少しで触れれるというところで猫に逃げられてしまい、残念そうに眉を下げて。ずっと猫に向けていた視線を、相手の方に向け同じ質問を返して)
>華火
はい。家族揃って生き物が好きでした。よく野良犬や野良猫に食べ物をあげたものです。(華火の質問に今はいない家族との思い出を思い出しながら少し悲しげに)
「お前らがいなければ……父さんも母さんも、村の皆が死ぬことだってなかったんだッ!!」
「こんな国消えてなくなればいい。そうだろ? お偉方は野武士を捨てたらどうなるかわかってた筈だよ。わかってて、捨てたんだ。野武士も、あたしの村も……!」
名前:夕凪(ゆうなぎ)
種族:鬼
年齢:見た目は20代前半
性別:女性
性格:素直で直情的、熱しやすく冷めやすい。自身の行いがただの八つ当たりであることを自覚出来る程度には盲目というわけではない。生い立ち故に町民や村民へは一切の攻撃をしようとせず、武士のみに全ての憎悪を向けている。
生来の気質が姉御肌であることもあり同じ妖にはそれなりに愛想良く接するが、失うことを恐れて仲間と呼べる仲間は意図的に作ろうとしない。
容姿:身長は160cmと高めな方で、筋骨たくましいとまではいかずともかなり筋肉のついた身体には火傷や傷跡が沢山ある。両目の上、額の上部には根元が大きく曲がりそこから先端にかけて天に向かって伸びている二つの赤黒い角があり、10cmくらいのそれは左目の上にある角のみ折れている。
粘土を焼いたかのような赤茶けた髪は背の中程まであり、無造作に結って垂らしている。ややつり目がちな瞳には爛々と輝く赤が存在しており、風体は正しく”赤鬼”。
服装:薄汚れた紺色の服の上に、同じくらい薄汚れた白い着物を腰帯で絞って雑に羽織っている。動きやすさ重視でわらじや草履を履いており、人里でなければ裸足。角は隠そうとして隠せるものではないため、人里に降りるときは深編笠を被り虚無僧のような出で立ちをする。
武器:妖刀”紫尾”。
波紋の輝きに紫が混じることからその名がつけられた。軽量で扱いやすい。出会った武士を殺害した際にこれを奪い、己のものとしている。鞘は白塗りで簡素ながらも所々に装飾が施されており、安物ではないことが窺える。奪った時から切れ味の衰えや刃こぼれが一切ないため、良い刀を拾ったと喜んでいるが実は妖に拾われたことで変質して妖刀になっただけである。戦闘で主に使うのは此方。
小太刀”山茶花”。
黒塗りの鞘には山茶花を模した装飾がある。刃はやや太く、折れにくいように造られている。戦闘で使用する際には近接格闘と併用するか紫尾と共に抜いて二刀流のどちらかになる。
妖術:火遁・怨念災禍
紫の炎を扱う遁術。型は”業”と”厄”の二種に分けられる。型によって出した炎の持つ特性や代償は異なる。なお、代償によって死ぬことはない。
怨念災禍・業
全身から冷たい紫色の炎を発する。自由自在に操ることはできない。焼くことに特化したため、炎の持続性は高いが延焼はしない。自身の肉体と接触している物質にも炎を纏わせることができ、水を用いる、術を止めさせる等で消火しない限り最後の接触から一定時間(30分程度)経過するまで炎が消えることはない。無論人体も同様に、接触した部位は焼け続ける。
使用時間が長ければ長い程、使用後肉体に降りかかる痛みの強さが増大する。また、厄と同時に使用することは出来ない。
怨念災禍・厄
中空に紫色の炎の球を浮かべ、自由自在に操る。燃やすことに特化したため、物体に当たれば小規模の爆発を起こしてすぐに消えるが土が融解する程の超高温の炎に燃やされることになる。自身や物質に纏わせることは出来ず、代わりに着弾や術の解除以外で消火することも出来ない。また、爆発時に散った炎や火の粉は延焼するが、延焼した炎は技の特性を失い消火可能となる。
使用時間が長ければ長い程、使用後肉体に降りかかる痛みの持続時間が増加する。また、業と同時に使用することは出来ない。
備考:ある海近くの農村に生まれた。本来の名は「ゆき」だが、同じ農村出身の者以外で名を知るものはいない。将軍に捨てられた野武士によって村を襲撃され、村を出ていた者以外はゆき以外皆息絶えた。ゆきは放たれた火で刀傷が焼かれ、失血を免れて付近の森に逃げ込み生き延びた。
外法を喰らった後には色や角以外の大きな変化はなかったものの身体能力が大きく向上、ある程度の力と素早さを手に入れた。角の片方は武士に折られた。
剣客喰らいの赤鬼という異名の実態は、名のある武士の死体が片腕がなかったり半身がなかったり、そもそも死体がなかったりという所から「喰ったんじゃないか」という憶測によりつけられたもの。実際は切断した部位を焼き払ったり、爆発によって跡形もなく吹き飛んだりしているせい。
妖での名は夕凪。こちらは妖によって付けられた名である。風の交わる無風の刻によく姿を見せることからその名がついた。名付けた妖は武士によって討伐されている。
(/好きを詰め込みすぎてかなり長くなってしまいました……確認をお願いします!)
>all
──……、大丈夫かい。無事ならとっととあんたの棲みかに帰んな、ここいらは安全じゃないんだ。……礼なんかいらないよ、こいつが気に入らなかっただけさ
(今は廃村であるはずの土地に立つ人影が一つ。血濡れた地面は廃屋の隙間から漏れ出る夕焼けの光に照らされて、より赤く彩られた。それを視界に映せば、倒れ伏した野武士らしき男の胸から紫尾を抜いて血を払う。振り返って廃屋の影に隠れてうずくまっている者に声をかければ、それはぴゃっと跳ねてからそろりそろりと這い出てきた。妖、今は彼女の同属たるそれ。夕凪がかつて暮らしていたこの廃村で、たった今殺した男に命を奪われんとされていた妖──その姿が自身の親類の姿と重なって、つい飛び出してしまったのだ。要らないと言っているのに、妖はぺこぺこと頭を下げて礼を言い連ねる。血を払ったばかりの紫尾をそれに向けて、軽く目に力を込めて睨めば妖はまたもぴゃっと跳ねて走り去った。その後ろ姿を眺めると刀を納め、今にも沈まんとする夕焼けに視線を映し憎悪と悲哀の入り交じった表情をして)
嗚呼、嫌な緋色だよ。あん時の事ばかり思い出す……。
(/参加許可ありがとうございます。皆様、これからもよろしくお願いします)
>夕凪
人食い鬼、と聞いたのですが貴方はそんな凶悪な者ではなさそうですね。(近くの木の影から夕凪が野武士らしき男を殺した一部始終を見た後木陰から姿を表して)
>仙繧
……私は無駄な争いで首を討たれないようにしているのみだ……あやつらと同類扱いするでない。
(ふと、背後から嘆くように語りかけられ一瞬だけ鋭い眼光を向ければかつて共に将軍に仕えていた天狗で、淡々と身を隠す理由を述べる。かつてとある理由で国に捨てられ、その傷は妖に堕ちた今も残っており憎しみの感情も少しあるが国盗りなどという自ら首を討たれにいくことなど望んではいない。その考えを心の内にしまいつつ冷静に相手を見て)……用はそれだけか?仙繧殿。
>月宮
……猫との戯れか……
(いつもなら滝壷に身を隠しているが今回は珍しく人里に足を運んで、首を狙われている身の為自ら人間の前に姿を見せるのは首を討たれに行くのと同じで。細心の注意を払いつつ人々の間を縫うように杖をつき足を進めていけば猫に手を伸ばすクノ一の姿が見え、妖だと見抜かれないように声をかけて)
(/初めまして、龍角仙人の背後です。警戒心の強い老人ですが絡んでいただければと思います。返信遅めですが宜しくお願いします。)
>夕凪
……人喰い鬼にも心はある……か。
(己の首を討ちに来る人間もおらず少し他の妖の顔でも見ようと滝壷から廃村へと姿を現せば別の妖を殺そうとする野武士を斬り伏せる自分と同じく首を狙われている鬼の姿を見かけ、少し離れた木の影から様子を見ていて。助けた妖が逃げていったのを見計らって相手の背後から杖をつきつつそう呟いて)
(/初めまして、絡ませていただきました、龍角仙人の背後です。同じ大妖怪同士、宜しくお願いします。)
>杞憂
……見てたんなら聞いただろ、こいつが気に入らなかったからこいつを狙っただけだ。
(視線を夕焼けから動かし、ついと相手を見やる。姿形は人に近いが微かな気配が妖であると告げている……話しながら出てきたところを見るに敵意はないようだが、生憎と自分は他という存在を信用しない。人間ならば尚更、妖であっても、だ。相手にも伝わるよう警戒を僅かに滲ませて、手は刀の鞘に添えて様子を窺い)
>夕凪
私は貴方が私怨で人を殺す者なら殺そうと考えていました。しかし貴方は心の何処かに優しい心がある。そんな貴方を私が斬る理由がありますか?(夕凪が手を刀の鞘に添えたのを見て自分に敵意があると見て自分は夕凪と戦うために来たのではないと伝えようとして)
>杞憂
そうですか。…優しいのですね
(相手の返答が過去形になっていること、声色が悲しそうなことを疑問に思ったが、他人の事情に深く関わるものでもないと思い直して言葉を発して。その後、野良猫や野良猫に餌を上げるという行為はなかなか見ることがないため、相手は優しいのだろうと思い、そのまま言葉を零して)
>水菊
ええ。……なにか御用ですか?
(誰かに声をかけられ、振り向きもせずに相槌を返して。目の前にいる猫に触れようしていたが、触れる直前に猫に逃げられてしまい、伸ばしていた手から力を抜き、元に位置にもどして。そういえば、声をかけられていたな、と思い出し声がした方向に向き言葉を発して)
(/はじめまして。丁寧にありがとうございます。上手く返せないこともあるかもしれませんが、こちらこそよろしくお願いします)
>華火
そんな、優しいだなんて・・・。(華火の言葉を聞いて嬉しく思いつつもたくさんの人や妖の血に染まっている自分に優しいという言葉は似合わないと思い)
>水菊、杞憂
あんた達の趣味はこそこそ誰かを覗くことかい? だとしたら相当悪趣味だね。あたしは生きてるんだ、心があるのは当然だろ?
(背後にてなかったはずの気配を感じ取る。そちらも妖──それも、強い。偶然かはたまた意図的か、何故ここにいるのか有りとあらゆる例を考えてみても思い浮かばない。有力であるのは妖の中でも過激な思考を持っている自分を制裁しに来たか。警戒をより一層深め、けれど二人に敵意が見えないことを疑問に思いながら杞憂の言葉に耳を傾ければ、思いもよらぬ台詞が飛び出してきて。胸の内から溢れ出た感情に身を任せれば、自嘲めいた笑みを浮かべて杞憂に向け)
ああ、間違っちゃいないよ。あたしは私怨で人を殺してる。……で、私怨で殺してるあたしを斬ろうとしてたんならあんた達は人間の味方ってわけかい?
(揃って出てきた二人を仲間であると想定し、まとめて質問を投げ掛けて)
(/水菊さんの背後様、初めまして。夕凪の背後の者です。同じ大妖怪同士よろしくお願いします!)
>夕凪
はい、私は人間の味方です。でも妖の味方でもあります。人間と妖が共に栄える世界を築くため、貴方に協力してほしいのです。(夕凪の質問に自分は人間と妖の両方の味方であると言った後人間と妖が共に栄える世界を築くために協力してほしいと夕凪に頼み)
>杞憂
……今さっき私怨で殺してるっつった奴に協力してほしいなんてよく言えたもんだね。悪いけど協力なんてしないよ。あたしは気に入らない奴は殺す、それが誰であってもね。
(杞憂の返答に奇妙な表情をした後、しばし考え込み。相容れないような意見ではないが、如何せん理想が過ぎる。人間と妖が共に栄える世界……そうなるのにどれ程の障害があるだろう。妖に家族を殺された人間や、人間に仲間を殺された妖なんかは良い顔をしないだろう。自分だってそうだ。杞憂に対して解答を告げ、それ以上何を言おうが意見は曲げないと言わんばかりに腕を組み)
>夕凪
そうですか・・・。残念です。(夕凪が協力を断ったので無理に説得するのは迷惑だと思い、これ以上のことは言わない方がいいと考えて)
>華火
……用があるわけではあらぬが、お主は動物を好いておるのだなと思ってな。
(クノ一が触れようとのた猫が逃げていくのを見送り、此方を見る彼女に己の正体を見られたかも知れないと警戒する。いつでも身を守れるように仕込み杖に手を掛けつつ声をかけた理由を述べて)
>夕凪
……その答えは分かっておったが……そして、私も首を狙われる身故、人間共の味方ではあらぬ。
(生きているから心がある……つぶやきへの返しにそう言い。その後の人間の味方かと言う問いに黒い経歴を知る者故に大妖怪として首を狙われる身のため首を横に振り、そう答えて)
(/返信遅れてすみません。)
>杞憂
貴方が優しい人なのだと、私は思いましたよ。
(相手の優しいという言葉に恥ずかしいというか、否定的な返答に自分の思いをそのまま言葉にして)
>水菊
ええ、動物は大好きですよ。……命がない今、妖であろうと人であろうと戦う理由などありません。どうぞ、その手をお放し下さい。
(相手の言葉に、肯定して。相手の行動を見てれば、相手がこちらを警戒していること、相手が妖であることに気づき。相手が妖であれ、今は休みの最中。命令が出ている訳でもない。ならば、排除する必要もないと考え、凛として相手に向かい言葉を紡いで)
>華火
……そうか。…………それは真か?
(問いへの答えに警戒を解かずにそう言って、ふと自分が妖である事に気づいた様子を鋭い瞳で見て今は戦う理由がないと言う言葉に本当かと訊く。首を狙われている以上油断は出来ない、そのため相手の言葉も簡単には信じられない様子で。答えを聞く前に今の相手から敵意を感じないのを察しつつ、少し考えた後ゆっくりと仕込み杖の柄から片手を離し様子をうかがって)
>華火
私の手はいろんな人の血によって汚れています・・・。そんな私が優しいなんて・・・そんなはずはありません・・・。(自分の手を見つめながら悲しげにそう言って)
(/返信遅くなり申し訳ありませんでした。)
>水菊
本当です。主からの命がない以上、私には戦う理由がありませんので。
(相手の様子を注意深く見つつ、相手の問いかけに頷き。命がないならば戦う理由はないという、自分の思いをそのまま言葉にして)
>杞憂
それを言ったら私もです。…生き物が好きなら、優しいと私は思っています。なので、貴方も優しいと思います
(相手の言葉に自分も妖や人等の血で汚れているのだろうと思い言葉を呟き。相手の悲しそうな顔が気になり、ついつい言い訳のような擁護するようなそんな言葉を相手に返して)
(/大丈夫ですよ)
>華火
そろそろ行かなければ。最後に名前だけ聞いてもよろしいでしょうか?(空を一目見てから華火に視線を戻してもうそろそろ行かなければいけないと告げて最後に名前を教えてほしいと頼み)
>杞憂
もうそんな時間ですか。お話に付き合って頂き、ありがとうございました。…私の名は、上の名は月宮と申します。下の名は、また今度会えた時にでも。
(相手が空を見上げたのにつられて、自分も空を見上げて。もうそんなに時がたっていたのかと思い感謝を述べて。相手の頼みに、自分の上の名前だけを教えて。願わくば、また会いたいとの気持ちを込めて下の名は次回会えたらなんて言って)
>華火
……そうか……真と申すのならば一応信じよう。……警戒してすまぬな。
(彼女の言葉を聞きつつ辺りを見て己の首を狙う幕府の者がいないのを確認し、この人間の言うことは本当だと思い、少し警戒を解く。主である将軍の命がない限り首を討つ事がないのを一応信じ謝罪の言葉を添えそう言って)
>杞憂
まぁ、あたしとどう付き合うかはアンタ次第だよ。あたしは敵なら斬る、敵じゃないなら斬らないって具合で単純に考えてるからさ、別にあんたの理想を邪魔する気もない。
(残念そうになる杞憂の表情を見て組んだ腕を解き、がしがしと自分の頭を掻いて考えながら言う。無理に意見を遠そうとしない利口さは好ましく、気に入ったという訳ではないがこの場において彼女と敵対する意思はなくなった。警戒だけは残してあるが、それも保険程度の微々たるもの。思考は既に、外法を喰らってまで妖に身を転じさせながらも人と妖の共存を説く彼女への興味へと移っていて)
>水菊
へぇ、ってことはアンタが”霞ヶ滝の龍角仙人”? あたしと同じ首を狙われてる大妖怪。成る程ね、道理で強いと感じたわけだ。
(首を狙われていると聞いて、思わず目を丸くし相手の容姿を眺める。特徴からして思い浮かぶのは自身と同じくして大妖怪の一角を成すと風の噂に聞いた龍角仙人。目の当たりにして感じることは、噂に違わぬ力の持ち主であると同時に隙の見えない立ち振舞い。さすがの貫禄であると言わざるを得ない雰囲気を纏った水菊に心底感嘆し目を輝かせ、一つ二つ頷くと顎に手をやり首を傾げて)
ところで、なんでこんな廃村に? 此処には見るもんは何もありゃしないと思うけど。
>水菊
信じて頂きありがとうございます。…会う時が違えば敵になる存在なのですから、警戒するのは当然のことと言えるでしょう。
(相手が警戒を少し解くのを感じるが、それでもまだ相手が変な行動をしないかどうかを観察して。まぁ、会う時が違えば敵になる存在なのだから警戒するのも仕方がないと考え、そのまま言葉にして)
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