幻想郷にやってきた一人の骨のお話

サンズ「ああ、良いぜ。こうして人間の姿で誰にも恐れられないのは、お前さんのおかげだしな。(よっこいしょとコタツから出て)」

えーりん「助かるわ。はいこれ」
と沢山の薬が入ったカバンをうどんげ、サンズに渡し。

うど「よいしょ…」
と少し重い鞄を背負い。

零「スペカで送ってくぞ～」
と紙をひらひらさせていて。

サンズ「お…おう……(鞄を背負うと予想外の重さにビックリし)零、そのスペカで送ってくれないか？」

零「もちろん。さ、行くぞ。作府「テレポート」」
とスペカを使うと人里にテレポートし。

サンズ「おお…此処が……(人里を見渡し)」

零「俺は甘味処で団子でも食ってるぞ～」
と走っていき。

うど「サンズさんは向こうでやってきてください。私はこっちで。」
と歩き出し。

サンズ「おう。わかった。(歩き出し)」

(/そろそろ寝ます)

村A「おーい、あんちゃん！風邪薬あるかー？」
と走ってきて。

サンズ「ん？…ああ、ちょっと待ってな。(背負っていた鞄をよっこいしょと下ろして中を確認し、風邪薬を見つけると村人Aに渡して)」

A「ありがとなあんちゃん！はい、これお金。それじゃまた頼むよー」
と走って行き。

サンズ「ああ。どういたしまして…(お金を受け取り鞄に入れて)」

店員「おーい、お兄さん、頭痛薬と痛み止めはあるかい？」
と零がいる甘味処のおばさんが聞いてきて。

サンズ「ああ、あるぜ。(頭痛薬と痛み止めを出して)」

店員「ほんといつも助かってるわ～。先生にありがとうって伝えてね～。」
と薬を受け取りお金を渡す。

サンズ「おう。(受け取ったお金を鞄に入れ)」

店員「そう言えば、あの背の高い骨の妖怪君はいないけど、今日はお留守番かしら？」
と辺りをキョロキョロ。

サンズ「パピルスの事か？あいつの代わりにオイラが薬売ってんだ。パピルスは今日お留守番だ。」

店員「そうなのかい。じゃ、パピルス君が好きな団子持ってお行き。あの子、私のところの団子が好きだからねぇ…」
と団子を渡す。

サンズ「OK。わかったぜ。」

零「おばちゃーん、団子おかわりー！」
と中からそういう。

店員「はいはい、いまいくよー」
と中に入っていき。

サンズ「(団子を鞄に仕舞い)」

うどんげ「あ、いた！サンズさーん！ｸﾞﾌｩ」
と走って来て、転ぶ。

サンズ「よう、うどんげ…って、大丈夫か？」

うどんげ「はい、大丈夫です！そろそろ帰りますよ～」
とすぐに起き上がり。

零「それじゃ行こうか？」
と紙をひらひらさせていて。

サンズ「OK。」

零「とろいもー」
と上記を述べ。

うどんげ「ただいまですー」
とカバンをおいて。

パピ「お帰りなのだ、サンズ！」
とこたつでぬくぬくしていて。

サンズ「ただいま～。あ、パピルス。団子。(パピルスに団子を差し出し)」

パピ「団子なのだ！甘味処のおばちゃんがくれたのか？！」
と目を輝かせていて。

サンズ「そうそう。」

パピ「わーい！」
と食べていて。

サンズ「あー…疲れた……(コタツに入り)」

パピ「ニェ、サンズも食べるか？」
と首をかしげ。

((主):ちと風呂入って来ます～)

サンズ「大丈夫だ。パピルス食べろ、オイラはケチャップ飲むから。(スッとケチャップを出して)」

パピ「ニェ！わかったのだ！」
と嬉しそうに食べていて。

サンズ「(パピルスを微笑ましそうに見ながらケチャップを飲み)」

パピ「おいしかったのだ！」
と食べ終えて。

サンズ「おう。それは良かったな。(ケチャップを飲み終え)」

もこ「おいえーりん！急患だ！」
と人里の女の子を運んできて。

えーりん「こっちに運んで！」
とまずは診断と台を用意。

零「穏やかじゃないなぁ…」
とお茶を一口含んで。

サンズ「幻想郷に、何か異変が起きてるのか…？」

零「いや、あの様子だと普通に発症したみたいだぞ？実際俺ら何もないし…」
とまたお茶を一口含んで。

サンズ「そうか……(うーん…と悩み)」

零「…zzz…」
とショタっぽい寝顔で寝ていて。

サンズ「ふわぁ…ねむ……(寝て)」

零「ｽﾔｽﾔ…ｸﾞﾔｸﾞﾔ…」
と寝ていて。

____数時間後____

サンズ「ん…寝てたか…」

零「…あ？…なに、スキマ妖怪」
と誰かと話していて。

？「いやぁ、貴方が元気かなーと見に来ただけよ。」
と何処からか声がし。

サンズ「？誰だ、お前さん。(？の声に首をかしげ)」

？「あら、サンズ。私は八雲　紫(ﾔｸﾓ　ﾕｶﾘ)。この幻想郷の管理人よ。」
と零の隣に着地。
紫「貴方を連れてきた張本人よ。」
と自分で言い。

サンズ「ふーん…よろしくな、紫。どうして、オイラを連れてきたんだ？(首かしげ)」

紫「あっちの世界に脅威(エラー)が発生したの。その原因はフラウィーって奴なんだけどね…こっちに移動させて叩こうと思ったんだけど、なぜか来れないのよ。だから安全なこっちに貴方達を移動させたの。」
と説明。

零「俺が叩き潰すと言っても紫が許可してくれないんだよ…あのクソ花はいつか絶対叩き潰す…」
と最後は小声で。

サンズ「フラウィー？アイツが……」