■　或る古書店の奇妙な邂逅：再建　■

サンプル台詞/「そなたら、雨は好きか？雨は良いぞ。この身渇くことなく居れるからの……」

名前/華羅(カーラ)

性別/女
外見年齢/17
一人称、二人称、持ち主の呼び方/我、(そなた、貴様)、(主、主様)
容姿/上に白い細長を羽織り裾の長い着物をたっぷりと着込んだ紫と白基調の十二単を纏っているが、長袴だけは履いておらずそこから蛇の下半身が姿を見せている。着物と同じくらいに長い黒髪を持つ。目の色は金色で、瞳孔は蛇らしくぱっくりと縦に裂けている。身長は150cm近くだが、蛇の下半身をあわせると全長10mになる。また、着物の裾が汚れないようにと時折褄を取って持ち上げるか、身を高くして地面に裾がつかないようにする時がある。
性格/好奇心旺盛で理知的。口調からでは伝わらぬことの方が多いが、慈愛の心を持ち裏切りを何よりも嫌う。尊大な態度に違わず誇り高いが、相手を尊重しないわけではない。付喪神という性質上、元になった登場人物よりも性格は丸いのだが、穢れの蓄積した状態では元となった登場人物の性格が色濃く現れる。その場合は喜怒哀楽が激しくなり、人間を極端に嫌い始める。

宿っている本/平安英雄譚：ある武家の男が長く降り続ける豪雨の原因を突き止め退治するように命じられ、旅に出る物語。旅の途中で男は、豪雨は結界によるものであることを知り結界の要を守護する蛇たちを退治していく。華羅は雨を降らせていた張本人である。
能力/雨を降らせることができ、蛇と会話することもできる。雨の強弱や持続時間は持ち主の霊力に依存する。少量の水なら操ることもでき、また穢れの付喪神である状態の時、雨には穢れが含まれる。

備考/水辺を好み、水辺では霊力が強化される節がある。穢れの付喪神時は雨で穢れを拡散させ、拡散した穢れが増幅したら更に自分の力とするなど中々厄介な存在となる。穢れ時以外は遠隔攻撃の手段に乏しく、素早く相手に下半身を巻き付かせ絞める、少量の水を操り首を絞める、尾を使って薙ぎ払うなどの手段しか持たない。
　　元となった登場人物「華羅」は堕ちた水神であり、再び元の力を手に入れるために前述した穢れの拡散のような方法を取って力を貯めていた。主人公が水神の夫(生け贄)として差し出され目の前に現れると三日三晩かけてもてなし歓迎したが、寝入ったところを討伐されてしまう。

募集、指名/なし

(/>10です！キャラが出来ましたのでご確認をお願いします！)