milk tea(BL/非募)

…この子を履くと必ず雨降るのは何故だ(水浴びでもした程に髪先から雫を落としては玄関へと辿り着き、自分の足元を見て嘆く声量は室内を考慮し。挨拶も無く脱衣所へと直行しては服を脱ぎ捨て浴室に入り)

……ふぁ……っ、……( 自然と目が覚め手探りで枕横に置いていたスマホで時刻をまだ視界が定まらない寝惚け眼でぼー…と暫く画面上見詰め確認すれば欠伸が漏れ片手で覆い隠しては仕事からの身体の節々の痛みに耐えながらも上半身起こし真っ暗な室内を眼を凝らし見渡し )

眠い…(一気に押し寄せた気怠さに自然と言葉を発しては濡れた髪を肩に掛けたバスタオルで拭きながらリビングへ行き部屋の灯りを点けると、煙草とライターを手に窓を開け)

…… 、( リビングの灯りが点けば寝室の扉の隙間から光が漏れそれに気付き視線を向けるもメールでやり取りはしたもののあれから面と向かって話をするのも何となくやりづらく感じもどかしさから腕をぎゅっと握り )

……。(ベランダへ出て蚊取り線香と咥えた煙草にライターで火を点けては柵へ両腕を組み置き、肺まで深く吸った煙を吐いては視界に映った影を見て)…猫？たぬき？(興味本位で踵を上げ柵から身を乗り出し)

……よし。……て、あれ( 意を決っしベッド上から降りては寝室の扉のドアノブに手を掛け音を立てるのを抑えつつ開け顔だけ出してリビング内見渡すも相手が居ない事を確認しては頭を指先で緩く掻きながらリビングへ歩み入り )

あっ…(影に夢中になるあまり片腕を柵からずり落とし、眠っているであろう相手を考慮し極力、物音を立てず過ごした時間を無駄にするような物音を立て)

なっ？！っ！何やってんだお前！危ないだろ！( 物音が耳に入れば音のする方向へ顔を向けてはベランダにて落ちかけている様にも見える相手に形振り構わず咄嗟に駆け寄り腕を引っ張り顔を少々顰めては息を荒くし )

ちょっ……何(我身より先に煙草を持つ指先に気を止め後方へと振り上げては腕を背後から捕まれたことで両腕が柵から離れ、その場で足元を覚束せては相手の身体を壁代わりに崩しかけた体勢を保ち)

何って、お前……落ちて死んだらどうする気だ。はー…( 相手が身体を預けてきた同時に掴んでいた腕を解放し両肩口を掴めば支えて不服そうに述べた後ぎゅっと抱き締め安堵した様に眼を閉じため息を吐くも失ったかもしれないと気持ちから鼓動はまだ早めたまま )

猫が……ごめん(普段通りの口答えを言いかけるも振り向き様に見えた久々に見る顔に戸惑い即座に顔を背けるも、待ち望んだ温もりに自然と謝罪の言葉が生まれ煙草を指先へ挟んでいない手で相手の腕を包むように触れ)

……ん、今後気を付けろよ。( 眼を閉じ抱き締めたまま相手の頭に緩く頭で擦り寄るも徐に瞼を開け腕を解けば相手の頭に片手を伸ばしぽんぽんと優しく叩き指先で撫でて離れては背を向けリビングに入り )

……子供扱い(頭や髪に触れる手に安堵し微笑むも、避けるように離れ相手の体温が遠ざかると蟠りを覚え歯痒さを紛らわすよう残りの煙草が短くなるまで吸うと灰皿へと煙草を押し付け火を消し、肌寒さを感じながらもリビングへ目を向け)

これ、お前宛の荷物届いてるぞ…俺はもう一度シャワー浴びてくる( ソファ前のテーブル上にある段ボールの箱を身を屈めトントンと指先で叩き視線を向けず述べては姿勢を戻し表情窺えぬ様に片手を緩く挙げては浴室へと向かい )

俺宛？(言葉に促されるままに部屋へ入り段ボールの箱の前へと座れば差出人の文字を見て微笑み)翔吏、ひとつだけ質問に答えて。この部屋も好きだけど…もう少し広い部屋に引っ越したいって言ったらどうする？(段ボールを開封しながらまだ近場にいるであろう相手へ少し声量を張り投げかけ)

──…それ、この前のペット用のカメラだろ？…そこ、リンも一緒に住めるのか？此処は大家に無理に頼んで許可得てるが…( シャワー浴び後適当な部屋着に着替えては頭にタオルを被り脱衣所から出てはソファ後ろから様子を伺う様に見て浴室に入る前に耳にした問に答えては髪を片手で拭いており )

そう、この前頼んだやつ…(段ボールから商品の箱を取り出し中身を開けては説明書を片手に商品を見つめ)当たり前でしょ。まだ色々と場所は吟味したいし…キッチンの広さとかセキュリティとか(徐に立ち上がりリビングを一望しそうな場所へカメラを置いて)

ふーん……て、悪かったな、狭くてセキュリティ悪い家で。( 視線を背けちっと舌打ちをすればカメラを置く相手の背中を見ては )………それ、リン用だよな？( ふと頭に浮かんで )

そうゆう意味じゃない…俺も言い方悪いけど(頭を抱えては溜息を吐きソファへ座ろうと振り返るも続いた言葉に鼓動が速まれば説明書を手に寝室へ向かい)リンの…だけど？

ま、どうにでもしろ。仕事場に近ければ問題ない。( 寝室へ向かう相手の背に視線を送るも直ぐに怪しむ様にカメラを睨み付ける様に見ては )……。

どうにでもしろって…結構、大事な内容でしょ。俺ひとりじゃないんだし(ベッドの半分を空け仰向けに寝転がっては薄暗い部屋で説明書を読み、満足そうに微笑み)

まあ、そうだな。此れから増える子供のためにも……( 寝室の扉からまだカメラの方を睨み付け(←)ながら冗談を言い )

っ、子供って……色々、矛盾しすぎでしょ(暗闇で顔を真っ赤に染めては目の前に並ぶ文字列に集中出来ずサイドテールへと説明書を置き横向きに寝返り打ち)

阿呆か、男がどうやって産むんだ、冗談に決まってるだろ。生物学的に。( 鼻で笑いベッド端に腰掛けてはふと眠気に襲われ徐に眼を閉じるも直ぐに開け仰向けに寝転び )

解ってるし…(両脚を緩く曲げては隣に居る存在の大きさを改めて実感し頬を赤らめたまま目を閉じ)

…っ、 …おやすみ。( チラッと横に視線を送るも欲情が沸きそうな気持ちをぐっと下唇を噛み堪え相手とは逆の方へ横向きになるも何度か合わせた過去を思い出しては身体が熱を持ち始めるも強く眼を閉じ )

…おやすみ(相手の声とベッドの軋む音に安堵して誘われるがままに眠りに落ちようと緩く手を握るも物足りなさを感じては目を開き)……限度を守ればいいんでしょ(寝返りを打ち相手の背へ遠慮気味に額を押し付けては片腕を相手の腰へ回し目を閉じ)

っ、お前な……はぁ…( 背中に感じる相手の鼓動と温もりを感じれば顔を顰めつつ頬を染め後ろへ顔を向けるも直ぐに正面に戻し熱を吐き出す様に息を吐き相手の腕に手を重ね目を閉じ )

嫌なら突き飛ばせば…(窓から吹き込む少し冷たい風と相手の体温の心地良さに微笑み、腰へ回した腕に力を込め)

っ、嫌じゃない…寧ろ…何でもねぇ( 頬を染めつつ言い掛けて息を飲み止め、力を込められては悪戯心から相手の腕を指先でつねってみて )

いっ……ばか(前触れ無く腕に痛みが走れば目を開き咄嗟に相手の腹部を一度叩き腕を離せば、相手へ背を向け距離が近いながらも当初の体勢へと寝返りを打ち)

は……和泉、愛してる( 後ろへ視線を送るも見えず軋む音と振動で寝返りを打つのを確認すれば何時もと変わらぬやり取りにほくそ笑み述べては、眼を薄ら開けて吸い込まれる様に眠気に襲われ眼を閉じ )

……。( まだ寝ている相手の背をじぃ…と枕に顔を半分埋め見据えては後頭部に片手を徐に伸ばし指先で髪を弄り )

ん……(自然と目を覚ましては大きな欠伸をひとつし、回らぬ頭で壁を見つめては眼を擦り)

……。(静かに体を起こしベッド端に腰を掛けては相手の髪へ片手を伸ばし撫で、立ち上がり軽く身支度をしては普段より少し正装に近い服で身を纏い髪ゴムで襟足をひとつに結い)

……。(紙とペンを手に取り一行だけ文字に起こしては眠る相手の枕元へ置き、顔を近付け柔らかな頬へ唇を寄せると部屋を後にし)

墓参りに行ってきます。

ん…( ゆっくり瞼を数回瞬きしては眼を覚まし視界と頭がボヤける中上半身起こし眼を閉じ片手で頭を押さえ緩く指先で掻き定まり始め、枕元にある紙を手に持てば文を読み )……墓参り？今日は仕事は休みか？…ん、くぁ……( 紙を持ったまま欠伸をすれば涙が溢れ指先で拭えばベッド上から降りリビングへと向かい )

──…いや、これはかなり( ペット用のカメラは壁の方へと向けており愛猫はリビング内で解放し自由に歩き回っており己はソファに腰掛けて漫画の頁を捲り口元を抑え顔を顰めて見ては )

……ん？(時間を掛け着いた先で小腹を満たすべ立ち寄った喫茶店で昨日届いたカメラの機能性を確認しようと携帯でアクセスするも画面に映し出されたものは静止画で)……これって(イヤホンを携帯に接続しては片耳で室内の物音に耳を傾け)

……。( TVを付けたまま漫画に集中して読んでおり題名の分からないドラマの音量が流れ )

──…やだ、もう。そこは止めて、うふふ。( と女性の色っぽい笑い声をカメラ越しにお届け←)

……。(昼にイヤホン越しに聴いた声が耳にこびり着いたまま、車を走らせ)

眠……。昼寝するか。……リン寝るぞ( 漫画を本棚の奥に仕舞えばTVを消し舌で音を出しリンを呼べば抱き抱えカメラの位置を直し寝室へと向かい )

……。(極力、物音を立てぬよう鍵を解錠しキーケースを握り締め静かに靴を脱ぎリビングへ向かい)

ん………あ、スマホ( 浅い眠りから覚め額を軽く擦り上半身起こし手探りでスマホを探すも無くリビングのテーブル上に置いていたのを思い出し徐にベッドから立ち上がればうなじを擦りつつ扉を開けリビングに居る相手を見れば )…帰ってたのか、おかえり。( 特に表情変えず挨拶し身を屈めテーブル上のスマホを手に取り )

っ…ただいま(警戒心の強さから真後ろから聴こえた声に全身を揺らし振り返り普段と変わらぬ態度の相手に自分の幼さに気付いては頭を左右に振り、ジャケットを着たままペット用のカメラの傍へ寄り手に取り)

……ん？カメラがどうかしたのか？( スマホ画面上に指先を滑らしては相手を一瞥し挙動不審にも見える態度に少し顔を傾け不思議そうに問いかけ )

……リンの留守中の様子が見れるって思ったのは事実。同時に…俺が居ない間の翔吏が何をしているか知れるんだなって悪戯心があったのも事実(相手の問いに答えるまでに少し間が開くも落ち着いた声量で淡々と自分の思惑を暴露し)…でも、下手に誤解を招く可能性もあるんだって気付いた(機械の電源を落としてレンズを後ろ向きに立て置き)

……あ、壁に向けてたの怒ってるのか、それ。別に、深い意味があって向けた訳じゃない、ただ見られてると思ったら落ち着かんから向けただけだ( バツ悪そうに語る相手を見ては肩を竦め鼻からため息を吐けばスマホをポケットに入れ近寄り表情緩め頭をぽんと優しく撫でて )

壁に向けたの？(静止画の真相を知れば勢いよく振り返るも溜息が出るも怒りは無く、相手と目線を交わすも直ぐに伏せ両腕を相手の腰へ回し胸元へ額を寄せ)何なら女性の声も耳にしたけど。

嗚呼…て、女？女…女…TVのか、もしかして。( 直ぐに表情を隠す様にもとれる相手の行動に困惑した様なため息を吐き背に片手を回して上下に優しく撫でながら視線を斜め上に向け思案して )

……そのテレビの声に嫉妬した(素直に自分の気持ちを吐き出せば自業自得と理解しながらも八つ当たるように相手の胸元へ当てた額を頭を左右に振ることで押し付け)

は、お前…大体今日墓参りに行くって聞いて何時帰ってくるか分からんし、連れ込むなら仕事中だろ…て、お前以外興味無いし連れ込まねぇよ。( 鼻でほくそ笑んでは眼を細め見下ろし腰に回した手に少し力を込めゴムで括った襟足を指先で弄り )…てか、今日何時もと違うな、雰囲気が。

解ってる。信頼してるし…だから無いと解りながらも見えない何かに妬いた。翔吏に対して怒りも悲しみも湧かなくて…くだらない事を考えた自分が嫌だった(改めて自分の幼さを実感しては緩く抱き締める腕に力を込めるも僅かな振動で伝わる髪先への触れに顔を上げ)あー…ほら、一応。俺ひとりで行ったけど、あまりにもラフ過ぎるのもどうかと思って(限界の位置で堅く結われた髪ゴムへ指先を伸ばし触れては自分でも見慣れぬ髪型を解放しようと手を掛け)

……ホント、お前ってさ。喫煙所に居る時は、クールで大人ぶってて、何でもないです、って感じだったのに実際のお前って表情豊かなんだな。………( 相手の言葉を耳にして眼を閉じ嬉しそうに微笑んでは想った事を述べ、間を置いて考えては眼を開け細めて指先で尻の割れ目を下から上へなぞり )ふーん、この前言ってた爺さんの墓参りか？……良い、俺が外してやる( ゴムに指先を掛けては解きそのまま擽る様に相手のうなじ弄り )

……君の前だからでしょ…っ(何方も偽り無い姿でありながらも指摘受けては気恥ずかしさに相手から身を離そうと腕を解くも、反するような指先の動きに尻に力が入り流されそうな気持ちに耐え)そう、母方の墓は近場にあるんだけど父方の墓は富士。2時間で行けると思ったら行きが3時間掛かった……っ、擽ったい(髪が解かれ首筋を擽るように落ちては同時に感じる頸への感覚に戸惑い、相手の横脇の服を握り思惑を窺うよう恐る恐る見つめ)

へー……この姿他の奴が見たら吃驚するだろうな。………っ。( 相手の反応見てはぞくっと欲する感情が芽生え始め相手の手首を掴み唇を重ね様と眼を細め顔を少し傾け甘い息を漏らしつつ顔を近付けるも寸前で止め下唇を甘噛みし理性保ちゆっくりと顔を離して )三時間……尻が痛くなりそうだ。ホント、可愛い奴( 相手の怯えた様な眼差しに愛しさ余りに口元に笑みを溢してうなじに添えた手をそのまま後頭部を固定し眼を閉じては額にそっと唇触れさせて )

見せる事は無いし、見せるつもりもない…(期待に目を閉じるも唇が重なるのは別の部位で、相手なりの考慮を動作から汲み取っては愛しさに鼻で笑い)ねぇ、今まで通りだったことを我慢するのはもう止そう。必然となれば、お互い考えて行動すると思う…違う？(優しく微笑み問い掛けては相手の髪に手を伸ばし、指先で髪を梳き撫で)

っ、……だってお前、夏休み期間中に来れなくなったら困るだろ。……それに、っ……それに──…。( 腰に回してた腕を解放し一歩後ろに下がっては相手の愛らしい微笑む姿に照れて頬をやや染め眼を背けにやける口元を片手で抑え )

そこは勿論、考慮して翔吏の心臓がなるべく疲れないようにするつもり。で、それに？(自分から離れ行く相手から手を離し首を傾げては着ていたジャケットを脱ぎ)

いや、心臓が…と云うより注意されたら一気に冷める方のが心配だ、実際。……それに……っ、ほら、お前が好きそうな番組してるぞ( 手を下ろしながら口籠り回答に困ればソファに寄りテーブル上にあるTVのリモコンを持ち電源付けては密着◯察24時にチャンネル変え )……俺は、風呂に入ってくる。( 頬をやや染め相手に視線を向ける事もなくそそくさと浴室へと向かい )

そこで一気に冷めて行きそうなのは君…俺はそっちが心配だよ。やり過ぎないようにすれば今はいいでしょ。後は夏が明けてから。実際…この話以前の問題として過去通りのあの場を保つのは現状をみていて難しいと思ってる。俺の私感でしか無いけど…(持ち帰った課題に初めて触れてはソファへ腰を下ろし煙草に火をつけ)俺が先に風呂しようとしたんですけど…(煙草を吸い煙を吐き出してはテレビ画面に釘付けとなり)

──３、２、１、……………よし( 体育座りで湯船に浸かっており秒数数えては上がり脱衣所で身体の水滴を拭き部屋着に着替えてはタオルを首に掛け洗面台の鏡で己を暫く見詰め、両頬を両手で叩き気合いを入れては脱衣所を出てリビングへと向かい )なら、可愛い反応するな……あの場？喫煙所の事か？( 小言の様に呟きながら隣に腰掛けタオルの端で横髪を拭きながら相手の方に視線を向け )

…もっと見たくなるから？(悪戯に口端を上げ相手を見据えては煙草の火が消えたのを目視し立ち上がり)ん、喫煙所。第三者としてみたらね。自分の感情を取り入れたらまた別の話だけど…(去り際に相手の頭を軽く叩き脱衣所へと向かい)

っ……。( 相手の言動に視線を背け頬を少し染めては頭の１ヶ所を乱雑にタオル越しに拭き、喫煙所の事を思い返せば手が止まり下ろし )……俺は多分また、同じ状況になると思う。そして、また雨月に負担掛からねぇか……て、心配してる。やっぱり、トピック名は匿名してルール作って作り直した方がいいと思う………俺の意見だけどな。( 伏せ目がちに )

うん、同じ状況を繰り返すか…悪化するか。今だから言う、雨月くんが閉鎖したい…そう言った時、個人の感情だけで言ったら俺も全くの同意見だった。正直もう限界だった。ただの裏方だった俺がそう感じたんだんだから、雨月くんはそれ以上だったはず。夏休みを提案した後も…また色々あった。そこから今日までの間…落ち着いた、真っ白に戻ったかと問われれば、喫煙所に限らず…今、目に見えてるのが現状(抱えてきた本音を吐き出せば鏡に映る自分を見つめ眉を下げ情けなく笑い、タオルで髪の水分を十分に拭き取ってはタオルを洗濯機の中へ投げ入れリビングへと戻り)

悪いけど絶対に繰り返す。それは目に見えてる。喫煙所みたいに賑やかな所はあまり見ねぇし、彼処は必ず誰か居てそして、誰か入り常連客がまた増えて増えて目立って来て…て、でも、最後のレスら辺見ると夏休み期間が終わればまた、喫煙所が必ず復活する、と思ってる奴も居るし無くす訳にもいかねぇしな。( ソファに凭れ背凭れ上に腕を預けては相手に振り返り )

勿論、一度は復活するよ。ただそれが、過去みたいに普通に有り続けるか…本当の最後の日が決まるかは夏休みが明けてからの話…(振り返る相手に切なげにも微笑んで)……この話の最中に不謹慎だけど…キスしたくなった(様々に湧き上がる感情の中で相手の大切さが溢れれば、片手を差し出し)

ふーん……そうか。ま、俺が勝手に決める事じゃねぇしな……っ、お前な…はぁ…手を貸せ手、後はどうなっても知らん…ん( 振り返つつ見上げては述べ片手を差し出してきた相手に呆れた様に一度顔を正面に向き直しため息吐くも一瞥し相手の指先をもう一度見ては生唾を飲み溜め込んだ感情が少し漏れ始めてはソファの背凭れの方に向き両膝を曲げ乗り差し出してきた相手の指先を片手で取り手の甲に軽く口付けをした後指の背を舌で舐めては指先へと這わせ )

でもさっきの案、俺には無かったから…聞けてよかった。っ……(見下ろす形で自分の手の甲から指先へ施される口付けに顔を熱くさせ、灯りのある場で相手の舌遣いに直面しては息を飲み直視しきれず顔を背け目元を前髪で隠し)わかったから、もう…寝るよ(出そうになる声と吐息を必死に耐え、平然を言い聞かせながら逃げ道を作り)

無理だ……もう少し……は( 眼を細め相手の指に唾液を絡めながら舌先を這わせ人差し指を咥え甘噛みしながらも音を立てて吸っては垂れる程の唾液を残し唇を離しては相手の手首を掴み掌に熱い息をかけながら舌先を当て唇を添え口付けをし徐に眼を開けては相手の手首を解放し )ん…終わり、寝る( 眼を細め少し顔を傾けてはほくそ笑み溢しソファから降り寝室へ向かう際相手と擦れ違う時に軽く肩を叩き寝室へと向かい )

んっ…ばか、離して…っ、はぁ(声を抑えることで直接的に耳に響いて残る音に耐え切れず反論の言葉を述べては、それが仇となり熱い吐息を吐き焦ったさと全身を帯びるものに目を潤ませれば漸く解放された手を自分の胸元へ引き寄せ、相手の背を見送ってから掌に残る感覚を欲し自ら其処へ唇を寄せ)……普通のキスより狡い(頬を染めたまま電気を消しては寝室へと入り小さな欠伸を片手で覆い隠しながら寝具上へと乗り座り)

……おやすみ。( 先にベッド上にて相手に背を向け横になっており足音と軋む音で来た事を察し先程の相手の表情を思い返してはやや頬を染め熱い息を一つ吐き口元を枕に埋め眼を閉じ挨拶し )

…抓ったら、一万ね(相手の背に寄り添うように横になっては釘を刺す言葉を告げてから片腕を腰へ置き服や髪から優しく漂う自分と同じ匂いに目を細め、先程までの感触が残る手を緩く握り自分の口元へ置いては至福に表情を緩ませたまま目を閉じ)……愛してる…おやすみ。

ただいまー…(郵便物を片手に帰宅すればリビングのテーブルへ郵便物と共に小物を全て置き)……ん？(煙草を一本取り出し立ったまま火を付け、無意識に視線を向けた本棚へと歩み寄り初めて本棚の一冊へ触れ背表紙に指先を掛けて手前へ倒せば、更に奥に置かれた本の存在を知り首を傾げ)

帰って来たのか………おかえ──…待て！其処は触るな( 寝室のベッドで足を組み仰向けに寝転んでおりスマホを操作しておりリビングの方で物音がすれば上体を起こしベッド上降りては寝室の戸を開け帰って来た相手の背を見ては挨拶を交わそうとした瞬間に本棚に手を掛ける動作を見ては焦りを隠せず駆け寄り手首を掴み顔を引き攣らせ )

……え？(家に居た事と急に荒げた声に身体を小さく揺らし驚き奪われた手首と相手を順に見ては、指先に挟んだ煙草を口に咥え片手を暇にさせれば冷静にその手で再度、本の背表紙へ指を掛け)

だから、止めろ( 逆手で相手のもう手首を掴み半ば強引に此方に身体を向かせ )……漫画に興味無いくせに触るな。( 両手首を掴んだまま威圧する様に軽く睨みを利かせては直ぐに視線を反らし )

……漫画の中でも特にお気に入りな漫画ってこと？(強い執着に探るよう問いかけては両手を挙げた不恰好に削ぐわぬ鋭い目で相手を見据え)

っ、……いや、エ……別に何でもない。( 鋭い目付きに目視出来ず白状仕掛けては両手首を解放し片手を腰に添えもう片手を顎に添えやや首を左右に振り )

何でも無い本なら別に見るくらい…(開放されたうちの片手は下ろし、もう一方の火のついた状態の煙草を口にし吸えば煙を吐き後ろ髪引かれ本棚を一瞥しながらもソファ前のテーブル上へ置かれた灰皿へ灰を捨てに近付き)

普段漫画に興味無いくせに、この時だけ興味持つの止めろ。( 腕を組みムッと眉寄せ視線だけで本棚から離れ行く相手を追っては取り敢えず眼を閉じほっと胸を撫で下ろし安堵からのため息を吐けば徐に瞼を開けソファへと歩み始め )

ちょっと気になったから見てみようと思っただけだし。あそこまで頑なに言われたら余計に気になるでしょ(負けじと此方の意見を述べては灰皿へ煙草を押し消し、わざと相手の前を通っては冷たい視線を向け脱衣所へと向かい)

………っ、あの目( 相手の目付きに怯み一歩後退りし視線を背け脱衣所の戸が閉まる音を耳にしては閉まった戸を一瞥し肩を上げ大きなため息を吐き )…さ、別の所に隠そう( 本棚へと向かい前本を退けエロ本持ってはキョロキョロ見渡しそっと何処かへ隠し )

エ、って何だよ…エ…(相手の口走った頭文字を黙々と呟きシャワーを浴びては脱衣所へと上がり鏡越しに映る自分の素肌を見ては、いつの間にか消えていた無数の痕のあった箇所へ指先で触れ)……まさか、いや…それは無い(直感で単語を思い浮かべるも否定に頭を左右に振りリビングへと戻り)

……。( リビングのソファにてTVを点けており愛猫を膝の上に乗っけて指先で毛並みの感触を味わう様に撫でては咥えた煙草を指で挟み煙を吐き出し )

……。(平常心を装い部屋に戻りテーブルに置かれた携帯を手に画面を操作しながら冷蔵庫へと向かい、ペットボトルを取り出し封を開け)……一緒に見て楽し…っ、げほっ(ひと口を喉へ流し込んでは検索画面を見て小声で呟くも、驚愕の結果にお茶を喉に絡ませ咳込み)

あ？何か言った…て、大丈夫か？( 相手が冷蔵庫に向かうも気にもせず愛猫を落ちぬ様にと支え身を屈めてテーブル上にある灰皿に煙草の灰を落としては言い掛けて咳き込む姿を振り向き見ては心配げに見詰めて )

なんでもない…(純粋に此方を見る目に戸惑い慌てて検索画面を閉じれば、お茶を飲み直し)ないない、有り得ない…(向けられた視線が頭から離れず、疑った自分を言い聞かせては相手から少し離れソファへ腰を降ろし)

変な奴……( 挙動不審にも見える相手を顔を向け鼻で一つ息を吐き見ては煙草を再度咥え )……何で、スペース開けて座るんだよ。ﾊ─……さっきのはただのエロ本だ、お前も１つや３つ持ってんだろうに( 顔を向けたまま少々顔を顰めて動揺隠せない相手を見ては小さくため息を吐き前髪を掻き上げては緩く指先で生え際を掻き手を下ろしては白状し )

へ？……嘘(反省に身を引いた行動が裏手に出て相手の口から白状させる形となり、追い討ちを掛けるような言葉が自分の頭に浮かんでいたものと一致しては相手を見て数回、瞬きをし)……一緒に見たかったの？(突拍子もない言葉を口にしては邪念の無い素朴な目で相手を見据え)

……はぁ？何処をどうとって一緒に見たかったに繋がるんだ。……お前が見たいだけだろ、その目( 相手の言葉を耳にし煙草を指先に挟んでは口元から離し口を半開きに呆然とし相手の真っ直ぐな眼差しに息を飲み顔を背けては煙草を咥えて )

だってネットに…っ、見たいのは自分でしょ(話の勢いに流され口が滑っては座って間も無く立ち上がり、襲われる羞恥に勝てず携帯とペットボトルを握り締め寝室へと逃げるようにして入り)

ネットって……何だ。見たいのはって……俺が見てたんだが、元々。( 寝室へ逃げる様に走り去る相手を振り返り見ては表情変えず耐え徐に正面に向き直し煙草を灰皿に押し付け消して )……嗚呼、可愛いな、クソっ( 感情を圧し殺せず腕組み歯を食い縛り貧乏揺すりすれば頬をやや染め本音がポロリ )

暑い…(サイドテーブルへ手に持つ物を置き、室温から来るものでは無い身体の火照りに片手で顔を仰ぎながら窓を開け、窓に映る自分の表情に目を背けてはベッドへ上がり扉に背を向け寝転がり)

──…リン悪い。今日は大人しく檻の中で寝てくれ。( 愛猫を檻の中へ入れては火照り始め沸き上がる感情を抑えつつも寝室へと向かい背を向けて横になる相手を目視しては一度息を飲み視線を反らすも背を向けて軋む音と共にベッド端に腰を掛けては先程途切れた話題をふり )あー…さっきのネットって何の事だ。

……恋人の家で、そうゆう物を見つけた時の相手の心理。一緒に見たいって…(足音とベッドの軋む音に身構え、辿々しくも答えては僅かに身体を後ろへと向け背中越しに相手の反応を待ち)

…あー、ないない。もしそうなら見える所に置く。態々隠さん。……。( キッパリと否定し上半身振り向けば若干眠気がきておりジト眼で相手を見据えては脇腹に手を伸ばし擽ってみて )

っ…ふふ、擽ったい…(伸ばされた指先が上下の服の合間を小さく掠める度に身を捩り、目尻にしわ寄せ無邪気に笑い)……別に隠さなくていいし、そうゆうの見てもいいけど。……あまりハードル上げないでよね、いつかの為に(我慢に耐えれず相手の手首を握らり阻止しては相手の表情につられ欠伸を遠慮気味に溢しては頬を染め伏せ目で呟き)

っ、……それ、すげぇー…お前可愛い( 腕を掴まれては顔を隠す様に頭を伏せ相手から表情を見えなくするも耳まで真っ赤に染めて )……ハードルってお前な。それとお前が一緒に見たい奴があったら見てやっても良い…俺好みのだったらな。( 一つ落ち着く様にため息を吐けば腕を掴まれたままベッド上へと上がり頬を染めたまま愛しそうに眼を細め相手を見下ろしては )

それって、どれだよ(自分の気恥ずかしさより相手の反応が人一倍、愛らしく感じ乱れた前髪を掻き上げ表情を緩ませ)…翔吏の好みは駄目。翔吏の好みは俺だけ…(仰向けに体勢を変え離しかけた手首を握り直し腕を引き相手の身体を引き寄せては真顔で言ってみせるも、直ぐに悪戯な笑みへと変え)

その、俺だけに見せるその笑顔だ……っ、は、…( 引き寄せられ相手の胸元へ顔が寄れば浅く笑みと共に熱い息を吐き出し鼻先を擦り寄せ眼を閉じ軽く服越しに唇を寄せ眼を徐に開け掴まれてない手を杖代わりに上体起こし相手の悪戯な笑みを目視しては鼓動が高鳴り始め生唾を喉に通しては眼を細め )な、和泉……俺、夏休み期間保てると思うか？

…俺だって耐えてるんだから。今まで以上は…もう少し我慢して…(片足を緩慢に立ち上げ体勢を楽なものへと変えては揺るぎのない視線から逃げることなく本心を告げ、片手を相手の頬へと伸ばし指先で堪能するように優しく撫で)

は……( 頬に添えられた手に手を重ね愛しそうに相手と見詰め合っては眼を瞑り心地好さそうに重ねた手に擦り寄り手を掴み離しては掌に熱い息と共に口付けし )…最初の頃の俺らでは考えれんな、今の状況。

ん…本当に。つまらないゴールデンウィークの暇潰しだったんだけどな(掌から伝わる感触に目を細め自分の体の一部にすら妬きそうになる優しい扱いに恍惚とした表情を浮かべ、4月下旬を思い返しては目を閉じ)

あれから、もうすぐ４ヶ月か……。長い様で短く感じる。夏休みの１ヶ月も後、１週間ぐらいだしな……眠いのか？( 徐に眼を開け掴んでた手を離し眼を閉じる相手を思い遣り身を屈め顔を近付けては相手の頬に手を添え指先で撫でては顎下に指先なぞり滑らしては親指で下唇なぞり )今日、俺夜勤と先に言っておくぞ。

……寝たのか？( 眼を閉じ寝息を立てる相手を愛しそうに見詰めては起こさぬ様優しく吐息を鼻で浅く漏らし横髪を指先で撫でては、顔を少し傾け欲に駆られた目付きで口を半開きに顔を近付けるも寸前に止め離れては )……おやすみ、夏休みまで頑張ろう。( 寝惚け眼で口角上げて述べては自然と欠伸を溢し相手の方に向き横になり額を相手の肩口に寄せそのまま睡魔に襲われ眼を閉じては )

……この4か月。気が付いたら隣にいて、どんな時も俺のことを静かに見守って支えて、助言をくれてた(今朝、目覚めると寄り添い甘えるように隣で眠っていた相手を思い出しては微笑み携帯を手に文字を打てば、それを握り締めた手で幾つかのファイルを腕に抱き職員室へと向かい)

件名、
昨日は、いつの間にか寝てた。
今日は会議が二本立てです。合間見てまた連絡します。

あー…怠い……毎回、夜勤の時こう言ってるな、俺( うつ伏せで寝ており自然と目が覚めれば寝惚け眼で一度顔を上げるも直ぐに枕に顔を埋め暫くし眠気が覚め始め頭の回転が戻りつつある中顔を上げ枕元にあるスマホに徐に手を伸ばしながら欠伸を落とせば仰向けになり受信メールに気付き開けば独り言を述べながら返事を打ち送信し )助言……俺大して良いこと言ってない様な気もするがな。出会った時の事を忘れられてるし。( 意地悪気に笑み溢し )


件名、お疲れ

いや、寝たい時に寝てくれて良い。寝顔も見れるしな。
会議か…。俺が嫌いな会議。じっとするのは苦手だ。ま、頑張れよ。無理して返さんで良い。

──てか、エロ本らしき漫画堂々と彼処に並んでるんだけどな。この漫画どエロで話が面白くないから隠してただけで……ホント、表紙に騙されたな( シャワー浴び後、ソファに腰掛け隠してた漫画を持っては掌に軽く叩き付けながら本棚に視線を向け )誰も言わないだけで、持ってるだろ、普通。( 真顔ではっと鼻で笑い眼を瞑れば肩竦め )さ、仕事の身支度するか。( 壁に掛かっている時計の時刻を見上げて確認すればタオル越しに髪の毛を拭きながら立ち上がり身支度すべく寝室へと向かい )

連絡できなかったな…(陽の落ちた時間に帰宅すれば疲れを埋めるようにソファへ腰を降ろし背凭れに全身の体重を預け深く息を吐き落ち着く空間に癒されては、漸くポケットから携帯を取り出し)

件名、お疲れさま。

今、家に帰ってきました。
俺の寝顔なんて流石にもう飽きたでしょ。俺も会議は苦手。案の定、携帯に触れる時間も無く…こんな日の煙草とビールは最強です。勤務中の今の君には拷問ですが。

ぽにょ見るたびに思い出す…てか、ぽにょ初めて観たな。( 仕事の合間休憩室にあるTV画面を見ながら思い返しては口元緩みスマホを手に取りメール受信確認すれば開き返事を打っては送信し )

件名、お疲れ

おかえり。
寝顔を楽しむよりその後のお楽しみを──…何でもない。
成る程、嫌がらせときたか、コイツ。
でも、この前アルコールを摂取すると鼓動が早くなって息苦しくなったんだが、途中からアレルギーって出るものなのか？←いきなりの質問ぶつけ

COPD……喘息？(ソファにうつ伏せになり曲げた両脚を交互に揺らつかせながらぽにょに釘付けになる中、通知音で現実に引き戻されては送られてきた文面を読み首を傾げ)

件名、
その後のお楽しみってなんだよ。
翔吏って元々、喘息持ち？今まで普通だったのに急にアレルギーになることはある。花粉症と一緒。

ポニョってホラー映画だったのか……っ、何。昨日、飲んで死にそうになったのはやっぱりアレルギーからか……( 仕事が一段落し休憩室にて椅子に腰掛ければTVのポニョの最後ら辺を観ては感想述べスマホ通知(無い)音を耳にしては手に取り文面を目視して顔を顰め肘を立て指背で口元押さえ不服そうに呟けば返事を打ち送信し )



件名、
ご想像に任せします。
子供の頃に喘息だったが、治ったと勝手に俺は思っている。
という事は今後飲むなって事か。辛い。

…あの時、なんでぽにょって呼ぶって言ったんだろ(愛猫を足元に引き連れては寝室へ入りベッドのど真ん中へ広々と寝転がっては仰向けになり携帯に触れ長々と文章を打ち)…俺は一体、何屋さんだよ。

件名、
アレルギーは誰しもが、いつかなるものと考えていい。みんなそれぞれ水の溜まる容器を持っている。その容器が皿みたいな人もいればバケツサイズの人もいる。そこに毎日みんな同じ量の水滴が落ちる。溢れる時期は個々に持っている容器のサイズ次第。小さな容器を持って産まれれば早くに水が溢れてアレルギーを発症する。大きな容器を持って産まれれば水が溜まるのが遅い分、発症も遅い。だから昨日まで変哲無く過ごしていたのに急に発症しても可笑しくはない、らしい。

ま、要するに皆いきなりアレルギーが出るって事だな……多分( 長々と並べられた文面を唖然としながらも読めば取り敢えず解釈しては緩く握った拳を下唇に添え考えては決意を胸に返事を打ち送信し )


件名

……俺は死にかけても飲むぞ。

ちゅー……何処かで見られてる？(体勢をうつ伏せに変え唇を緩く尖らせ目の前に座る愛猫の鼻先へ寄せた瞬時に通知音が鳴り、渋々と近付けた顔を離し携帯を手に取り)

件名、
まだ介護はしたくありません。

は、こんな若いうちに誰かの世話になるぐらいなら死んだ方が良い( 椅子の背凭れに脱力し文面見ては鼻で小さく笑い身を屈め体勢を変えて文を打ち送信し )


件名

いや、死ぬのでそのまま骨を棄ててくれたら大丈夫。はい。

ん……あ、舐めた(隙を見て愛猫の鼻先へ口付けては唇をひと舐めされ、愛らしさと嬉しさに頭を優しく撫で表情を緩ませるも携帯画面を覗けば険しいものへと表情を一変させ)

件名、
物騒なこと言わないで。

……試しに明日少し飲んでみるか気のせいかもしれんし( 文面からも伝わる相手の想いに目視出来ず画面から視線を背け頭を指先で緩く掻き己の思い違いかもと思い呟けば一言返事を打ち送信し )


件名
でも、楽しみの一つ何だが。

は？楽しみのひとつって…何が(先程より更に表情を顰めては不服にひとり呟きながら思いの丈を打ち、送信しては不貞腐れたように片腕を枕代わりに頭を乗せ)

件名、
楽しみのひとつであるビールを禁止するのは確かに君にとっても俺にとっても拷問。でも早々と骨になられるのも俺にとっては拷問。

っ、……く…本当に今窮地に立たされている( スマホ画面の文面を見ては片手でもう片方の腕を握っては下唇を噛みどうしても諦めきれず返信し )

件名、
飲んでてアレルギーって治らないものなのか？でも、介護されんと生きていけない程の後遺症が残るのはいやだな、

んー……(画面を暫く見つめては深刻な表情で唸り、文章を打ち終えて送信しては頭を指先で掻き)

件名、
アレルギーにもレベルがある。例えば何らかの食物アレルギーだったとして。食べても肌の湿疹で済む人もいれば、口にしたことでアナフィラキシーを起こして……うん。

──…はぁ……もう、寝てるよな( 大惨事が終わり椅子に深く凭れてはため息を吐き出し時計の時刻を見て気遣い返信しようか悩み顔を顰めるもまだ話していたい気持ちに駆られるも留まり最後に挨拶で締めくくり返事を打てば送信し )

件名、
今回のは、心臓がバクバクして身体が熱して息苦しくなった……駄目な奴だよな、これ。
と、もう寝る頃だからおやすみって言っとく。今日は、俺の事ですまん。サンキュな。

寝顔を楽しむよりその後のお楽しみ…(隣で眠る愛猫の寝顔を見つめながら呟いては、通知音に驚き一瞬目を開いた愛ねの背を優しく撫で再び目を閉じたことを確認すれば携帯を手に文章を打ち)

件名、
心配だから一応、病院行こう。何もなかったなら、それはそれで気兼ね無く飲めるわけだし。
内容がどうあれ、こんな事があったんだって話してくれるのが嬉しい。

っ……病院。何で、喜んでんだよ、くそ( 最後の文面目視しては少し頬を染め画面から視線を反らすも再び向け頬を指先で掻けばスマホ画面に指先滑らせ返事を打ち送信 )



件名
え、嫌だ。病院は嫌いだ。
絶対この症状からして絶対、アレルギーだし、"はい、アレルギーですので控えて下さいね"で終わる。←
……おやすみ、もう返さんで寝ろ。

ん…(一度は落ちた眠りから目を覚ましては待っていた返事を知らせる通知が画面に表示されているのを確認して微笑み、内容を読んでは眠気に打ち勝てず携帯を口元へ寄せ画面の上部に口付けては携帯を握り締めたまま目を閉じ)…かわいい。おやすみ。

行ってきます…(愛猫を檻へと帰し携帯を片手に文字を打ちながら玄関先へ向かえば靴を履き、送信を確認した上で家を後にし)

件名、
お疲れさま。日中だけ仕事です、行ってきます。

──…はぁー…。( シャワー浴び後、スマホ片手にメール受信を確認すれば簡潔に返事を打ち送信しては台所のテーブル上にスマホを置き。直ぐ様、冷蔵庫からお茶のペットボトルを出し顔を若干顰め頭痛薬内服してはお茶ボトルを冷蔵庫のドアポケットに仕舞おうと手を伸ばすも並んだアルコール類を目視しては暫く見詰め眼を閉じ左右に緩く頭を振ればボトルを離し冷蔵庫の扉を閉め扉に手を当てて大きなため息を吐き出し暫く間を置き愛猫の檻へ近付けば片手を檻内へと伸ばし片手で抱き寄せ頬緩み頭を撫でては愛猫の鼻先へ軽く口付けし )……リン、主人が帰って来たぞ。くぁ…ぁー………( 眼を細め見詰め合い愛猫が大きな欠伸をしては此方も釣られて欠伸を溢し眠たげな眼でソファへと腰掛ければ愛猫と共に横になり抱えたまま眼を閉じ睡魔に襲われ )



件名、

お疲れ、了解。いってらっしゃい

──…和泉？まだ、帰ってないか。はー…喪失感、半端ない。くそ。( ソファ上で自然と目が覚め上体起こしては寝惚け眼で周り見渡し相手を探すも居ない寂しさからため息を吐きと共にアルコールが摂取出来ないという事実を受け止めきれず前髪を掻き上げ額を抑えては眼を瞑り再び大きなため息を吐き )しかも、此れから日曜日は用事で忙しくなってくるし、俺人生詰んだな。はは( 乾笑いし )

ただいまー…(部屋奥から物音を感じながらも様子を窺うように靴を脱ぎリビングへと足を進め、ソファへ寝転がる姿を見つけては顔を遠慮気味に覗き)

おかえり。そして、おはよう( 声を掛けられ片腕を曲げ枕代わりし横に寝転んだまま顔だけを向け寝惚け眼で見据えては挨拶し )

ただいま、とおはよう(相手の傍へ寄り上半身側の床にしゃがみ込んでは片手を伸ばすも指先に巻かれた絆創膏を目に逆の手に変え相手の髪に触れ)

ん……手どうした( 髪に触れられ眼を瞑り心地好さに安堵するも先程伸ばし掛けた片手を脳内に再生しては咄嗟に両手を付き上体起こして )

ちょっと、一切り…(身体を起こす素振りを見せた相手から手を遠ざけ、避けた反対の手の怪我に指摘を受ければ眉を下げて言い訳無く答えるも自分の顔横で緩く左右に動かしてみせ)

一切りって…保健の先生だから手当てはちゃんとしているだろうが、大丈夫か？手を貸してみろ、手( そのままソファに座り直し心配げに眉を寄せて見上げては視線を怪我した指先に送りそっと片手を差し出して )

俺の不注意。文化祭の準備を見回りしてて、口より先に手が出た。大したことないから…この家、絆創膏ある？(僅かに赤色が滲み移った絆創膏を巻いた手を差し出しては眉を下げて苦々しく笑い)ねぇ、それよりアレルギーの話。ビールの成分の何かひとつが当たっただけかもしれない。一概にアルコール全てがアレルギーだとは限らないから。

…は、和泉のポンコツが出たって事だな。ん、ちょっと待ってろ、持ってくる。座っとけ。( 指先で血が滲んでる絆創膏で貼られた指先を取り瞳を凝らし目視しては相手の言葉に心配しつつも何時もの調子で返し手を離せば徐に立ち上がり本棚の方へと向かい本棚の上に置いてある救急箱を手に取り )え…そうなのか？一昨日飲んだのはレモンサワーだったな、確か。運転手ほったらかして。

同僚の教員も笑ってたよ、お前が怪我してどうするんだって…(昼間の出来事を思い返しては指先に巻かれた絆創膏を捲り剥がしながら抉れた傷を四方八方から見つめ)アレルギーにも色々あるし。もしかしたら食物アレルギーじゃなく生活習慣病かもしれない。喫煙とお酒…ある意味、最強な組み合わせだから。煙草吸った後に急な運動をすると息苦しくなるでしょ、あんな感じ。…運転手って、軽く飲んで来たの？

ふ、だろうな。生徒よりってか、保健の先生のお前が？…てな。ん、座れ、俺が手当てしてやる( 顔を少し傾け鼻で笑えば救急箱をテーブル上に置きソファに座る様に指で差し促して )生活習慣病？そんなのがあるのか。いや、軽く飲もうと思って注文したのになかなか来なくて帰るって時に来やがってイッキ飲みしたらそうなった。嗚呼、初心者マークの奴の練習がてらドライブに。

…お願いします(物言いたげに唇を緩く尖らすも、立ち上がり剥がした絆創膏をゴミ箱へと捨てればソファへと腰を掛け)……個人的に一気飲みが原因かと。初心者マークって…事故らないでよ。

…ん、下手くそとか、言うなよ。( ソファ前のテーブルを少し動かししゃがむスペース開ければ相手の前に片膝を立てしゃがみ込んでは怪我した指先を手に取り眼を凝らしては救急箱から消毒液取り傷口に浸し )因みにジョッキ一杯を。それは、俺にじゃなく初心者マークの妹に言ってくれ。

人にしてもらっていることに文句は言わない……いっ、…(怪我を負った手を自分の膝上へ置き無駄な動きを避けては傷口に滲みた消毒液の強さに痛みが走り身体を強張らせ目を強く閉じ)今度、一緒に居る時に飲んでみたら？少しずつ。翔吏、妹さんが居るんだ。

は、たまにはされる方も良いだろ？…先生。( 痛みに堪える相手を鼻で笑い口元緩み見ては消毒液で湿った傷口に眼を細め軽く息を吹き掛け乾かし始め )なら、今度試しに飲んでみるか…それでもし死にかけたら責任とってもらうからな。一応、俺の次に産まれたら自然と妹だろ。

っ…ん…(閉じた目を開いては、ひとにされ慣れていない行為と相手の口から出る呼び名から湧き上がる羞恥と傷口から広がる刺激に耐え口を堅く閉じ歯を食いしばり)責任を持って、付き添わせていただきます。そうゆうこと聞いてるんじゃなくて…(当たり前の理由に鼻で笑うことで痛みから少し意識が薄れ)

ん、……終わり。( 傷口が乾き救急箱から絆創膏を取り出し傷口を覆い貼ってはその手は添えたまま身を近付けもう片手で相手の頬に添え指先で耳朶弄り眼を細めては )な、和泉……キスがしたい。

ん、ありがとう(丁寧に施され手当を受けた指先へ目線を向けては、その手に重なるように触れた手に目を細め気を奪われた中で掛けられた言葉に顔を上げ)その台詞…今夜、俺から言おうと思ってたのに(煩く感じ始めた鼓動を悟られぬよう耳朶に触れる指先へ視線を流し耳に被さる横髪を耳に掛け、より露わにさせては相手へ視線を向け顎を僅かに上げ唇を薄く開き目を閉じ)

ふ……なら、交互に軽めにキスするか。ん…( 重ねた手を指先絡め握っては身を乗り出しもう片方の手は頬に添えたまま顔を少し傾け薄く眼を開け軽めに唇を重ねれば少し離し浅い吐息を漏らし顔を近付けたまま間近くで見詰め合い一瞬きし緩く口先を尖らしては )

ん…俺が我慢出来なくなりそう(暫く触れていなかった唇の感触に初心の気持ちを思い返し、悪くは無いと表情を緩めるも目を開き間近にある相手の整った顔と視感でも分かる柔らかな唇に息を飲み、相手の後頭部へ空いた手を添えれば本音を零すと目を細め今度は此方から口を重ね)

ふ、は……我慢大会だな。…ん( 相手からの口付けに必然に眼を瞑れば柔らかい感触を味わう間もなく離れ行く唇に甘い吐息を合間に漏らし述べては貪る様に此方からも唇を重ね絡めた指先に力を少し込め身を乗り過ぎては頬に添えてた片手をソファに付き身体を支え )

尋問その1…此処から連れ去りたい、そう言ったら俺と一緒に居る覚悟ある？(後頭部へ添えた手を襟足から首筋、背筋へと順追って指先で辿り腰まで下ろしては相手の身を此方へ引き抱き寄せ上目で見据え)

っ……場所による。( 辿られた指先のなぞりにゾクッと全身に擽ったさと気恥ずさから肩を揺らし身動ぎすれば体勢を崩しソファ背凭れに相手を覆い被さる様に両手を付き相手の太腿の間に片膝を曲げ付いては抱き寄せられ鼓動が速まるのを感じ生唾を飲み視線を背け )

じゃあ、その2…全てを置いてでも？(今度は解放された片手を相手の下唇へ添え、顎から喉仏を指先でなぞり胸元まで下ろせば相手の左胸へ掌を当て首を傾げ)

っ、……正直に言うと今はお前以外の奴に全く興味が湧かない( 色っぽい行為に甘い吐息を漏らしそうになるも生唾と共に息を飲み堪え左胸に掌を当てられ鼓動の速度を隠そうにも隠せず高鳴らせたまま頬を紅に染め見詰め合っては嘘偽りの無い言葉を並べ )

……君好みの場所、物件…一応探しておいて。忙しくなるみたいだし、時間を割かせるかもしれないけど。俺も探しておく(通常より速く感じる鼓動を掌に感じながら相手の意思を確認出来れば胸元から手を離しソファの背凭れから上半身を浮かせ、徐に顔を近付け互いの唇を軽く触れ合わせ)…もしかしたらリン以外に一匹、大きな子が付いてくるかもしれないけど(唇同士を離しては悪戯に微笑み)

嗚呼、分かった……て、大体目星は付いてるけどな。それに、引っ越しせずともそういう雰囲気になったら旅行でもって感じで移動すれば良いと思った時もある。……ん( 相手の顔が近付いてきたのを目視すれば眼を閉じ唇を重ね直ぐに離れ行く感覚に名残惜しみつつ眼を開けては )……大きな子って犬だったら俺は嫌うぞ。( 顰めっ面で )

それ俺も思ったことはあるけど。何かあった時…俺らが出会った場所、出会ったみんなにだけは迷惑掛けたくは無いなって(相手の腰へ回した手を離し背凭れへと体重を預けては目を伏せ)君は犬みたいに可愛がってるみたいだったけど。さ、シャワー浴びてくるから先にベッド行ってて(相手へ視線を戻しては片手で肩を叩き)

……それもそうだな。それは出てこんかったすまん。( 腰から手が離されてはソファ背凭れに片手で体勢整えて相手を解放し )犬は、俺の大事な猫を何匹か殺されてるから嫌いって話だ。ん、明日は用事で家を空ける……と、先に言っとく( 浴室へと向かう相手の背中を見送っては部屋の隅で丸くなって寝ている愛猫を見つけ小さくため息を吐き抱き抱えては檻の中へと誘導し閉めて寝室へと向かい欠伸を一つ溢せばベッド端に腰掛け仰向けに横になり額に腕をのせ、ぼー…と何やら思考し )

俺に夢中になりすぎ…俺もだけど(相手の額を人差し指でひと突きしてはソファから立ち上がり脱衣所へと向かい、相手の言動を思い返しては時折ひとり微笑みながらシャワーを済ませ部屋着に着替えては寝室へ向かい)家を空けるって、帰って来ないの？

──夢中になるなって云われたら一気に覚めてやっても良いが？あ、悪い。昼間は顔を出せんって事だ。帰りは何時になるか分からん。( 片腕で眼を覆っていたが足音と共に声がすればずらし相手を目視しては )

…駄目、もっと夢中になって(仰向けになり完全に気を抜いた体勢の相手の上へ覆い被さる形で馬乗りになり)了解。それじゃあ、俺は姫のところにでも顔を出しに行こうかな。

……股関が熱い。は──………続きをしようか( 馬乗りにされてはある一部から感じる熱に視線を背け頬をやや染め眼を瞑ればため息を一つ吐き再び眼を開け見詰めては相手の腕を引き寄せ首筋に唇寄せては )

っ、ばか…もう少しオブラートに包めないわけ？(相手の言葉に熱さが頬へ伝染し、片腕を取られ体勢を崩し身を重ねれば首筋に当たる感触に熱を逃すように耳元で息を吐き)

ふ…オブラートに包める様な性格じゃないって知ってるだろ…ん( 耳へ掛かる生暖かい息に擽ったさから少し顔を背け眼を細め口元に笑みを溢し、片膝を立て手を背へ回し指先に力を入れ抱き寄せては首筋を啄み舌を這わせ鎖骨へ唇を寄せ )


明日、５時起きなので、寝る。
おやすみ。(すや)

ん、っ…はぁ、…(体勢を保つ事に集中が増し反論する言葉を口にする余裕も無く息を乱しては時折、脚を震わせ肌に感じる口付けに耐え、我慢を超え口にしそうになる声を殺し相手の耳朶を食み甘噛みし)

…24時間マラソンでも走るの？おやすみ。

いつも見守ってくれてありがとうございます。
別に、捨てるつもりは更々無いですよ。此れからだって通うつもりです。ただ、此処だとこれ以上のやり取りだと規約に触れ皆さんにご迷惑が掛かるのではないかと思ってのやり取りです。
ご意見ありがとうございました。

眠…くぁ…いってきます( リビングで身支度をし欠伸を一つ溢しながら頭を緩く掻いては寝室へ寄りまだ眠っている相手の寝顔を見ては頬に手を伸ばし指先で触れては口付けをし後ろ髪引かれつつも身を起こし離れては挨拶をし玄関へ向かい靴を履いて部屋を後にして )

匿名さん
ご意見、有難うございます。
色々な事が重なり、お世話になり、良くして下さっている皆さんに迷惑が掛かるのではないか…と考えた上でのやり取りでした。不快を与えてしまい申し訳ありません。
個人としてはもう迷惑が掛かっているのではないか…と考えることが多かった中で、此方のやりとりが好きだったとお言葉をいただけて嬉しいです。互いの設定上、喧嘩ばかりな日々ではありますが…暖かく見守っていて頂けると有り難いです。有難う御座いました。

眠い…(うつ伏せになり予告通り隣に居ない相手の姿に枕へ顔を埋めては頭を左右に振って擦り付け)何の用事か聞いてないけど…楽しんで。俺も昼過ぎに出掛けるし、夜は推理の時間……おやすみ。

横からすみません。
外部サイトへの誘導は禁止されており規約を破ればアクセス禁止になる可能性が高いのでご注意ください。

名無しさん
此方の規約とアクセス禁止に関しては重々、理解しています。わざわざ、お声を掛けていただき有難うございました。

ん……。もう少し寝たかった…(今朝から鳴り止まぬ通知音を耳に浅い眠りから深いものへ落ちることが出来ず止むを得ず瞼を開き寝具上で身体を転がし天井を正面に仰向けの状態へと体勢を変えては足元側の壁の大きな窓から見える空の青さに目を細め思考が充分に回らない中、上層階から感じる雲の近さに片手を差し伸べてみては届くはずの無い真っ白な物体と自分の指先を重ね合わせ鼻で笑い)…子供の成長は早い(思考が回り始めたのを合図に視線は窓の外へ向けたまま手探りで寝具上へ無造作に置かれた携帯を掴めば身体を真横へと倒し携帯画面を親指で操作し通知音の送り主を確認しては表情を綻ばせ、携帯を手離し片手を寝具に突き腕だけの力で上半身を起こせば両手を天井へ向けて伸ばし収縮した筋肉を解し)

描写のひとり遊びです。

は──…やっと終わった( とある駐車場にて車の運転席の背凭れに脱力し眼を瞑り緩く指先で頭を掻けばため息を一つ吐き煙草の箱を取り出し一本咥えてスマホを取り出し文打ち送信して )


件名

今、終わったが。
帰りは遅くなる。探したければ、探せ。以上。

遅くなったな…(腕時計で時刻を確認しては運転席で携帯を片手に文章を打った後、車を発進させ)

件名、
了解。俺は推理の時間には帰れると思う。

──…ただいま。……暑。ま、メールはそろそろ帰って来るだろうし返さんで良いか。( 玄関を開け施錠しては気怠そうに靴を脱ぎリビングへと歩み荷物をソファの上に置けば欠伸を落としながら汗ばんだ身体を流そうと浴室へと向かい )

……もとやまみきこ…あつっ…(テレビ画面を唖然と見つめては指先に挟んだ煙草が短くなったのを熱さで気付き、慌てて灰皿へと押し消し)

──…ん、いつの間にか帰ってたのか、取り敢えずおかえり。( シャワー浴び後適当な部屋着に着替えてはタオルを肩に掛けてタオルの端で横髪を拭いてはリビングへと顔を出すもいつの間にかTVに夢中になっている相手を目視し頬緩み近付いて )

あ、ごめん…夢中になってた。ただいま…(声で自分の世界から我に返れば身体を大きく揺らし顔を向けては相手の表情とは反対に眉を下げ様子を窺い)

ふーん……このドラマ夢中になる程面白いのか…てか、…大丈夫か？( 眼を細め穏やかな表情でため息を漏らしてはソファ背後ろから近寄り頭をワシャっと一撫でしそのまま手を置いて顔を覗き込み心配げに眉を寄せて述べて )

…俺は大丈夫だけど、翔吏こそ疲れたでしょ。朝早かったみたいだし…(相手の優しさに安堵し浅く息を吐き、微笑みを見せるも眉は下げたまま頭に乗せられた手を握っては立ち上がり)少し疲れた…寝よう(あまり口にしない言葉を発しては相手を引き連れ寝室へと歩み)

ま、若干今眠たいけどな…くぁ…あ…どうした？今日はやけに積極的だな。ヘイヘイ……そんなに俺と寝たいのか( 欠伸を仕掛け手を握られては少し驚いた様に手元見て表情緩めば引き連れられつつ笑み溢しニヤニヤし )

…黙ってついて来れないわけ？(真後ろを歩く相手を一瞥しては寝室へ向かいベッド横で握った手を離しては早々と寝具上へ上がり寝転がり、重くなる瞼を片手の甲で擦り)

…俺は黙って付いて行くような犬じゃない。は、すげぇ眠そうだな、寝ちまえ…俺も今日は疲れた。……おやすみ( ベッド上へ寝転ぶ相手を愛しそうに眼を細めて見ては口元緩み己もベッドに腰掛けてうとうとし始め、睡眠の挨拶をしては相手の方へ向き横になり眼を閉じ睡魔に襲われ… )

明日から少し帰りが遅くなるかもしれない。文化祭が近い…それだけ伝えておく。おやすみ…(相手の声に安堵しては目を閉じるも不意に思い出した要件を口にし、押し寄せる睡魔に身を任せ)

げほ……埃すげぇな。(扉を開ける反動で埃が舞えば手で払い)