んっ…ばか、離して…っ、はぁ(声を抑えることで直接的に耳に響いて残る音に耐え切れず反論の言葉を述べては、それが仇となり熱い吐息を吐き焦ったさと全身を帯びるものに目を潤ませれば漸く解放された手を自分の胸元へ引き寄せ、相手の背を見送ってから掌に残る感覚を欲し自ら其処へ唇を寄せ)……普通のキスより狡い(頬を染めたまま電気を消しては寝室へと入り小さな欠伸を片手で覆い隠しながら寝具上へと乗り座り)