主 2019-05-16 20:06:21 |
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>東雲 俊哉 様
お待たせ、俊哉。( 戸惑いながらも受け入れてくれた彼に満足げに頷いてみせると、ゆっくりキッチンへと向かう。旨味を逃さぬように丁寧にお茶を入れること数分。お盆の上に載せるとテーブルまで運んでいき、彼の前へと置いて。お茶とケーキ、それも見た目が映えるように調整されたそれらは色味も丁度良い。早速フォークを手に取り、食べる準備を。「じゃあ、頂こうか」彼へと声を掛け、それからお茶にふうと息を吹き掛けて冷ましてから一口。久し振りにしては上手く淹れられたのではないだろうか。良かったと自己満足しつつ、ケーキを食べる前に彼を見やり。普段から言うことはないが感謝しているのだ。労いのつもりで買ってきたケーキ、先に食べるのはやはり彼からだろう )少し奮発してみたんだ。プレミアムだぞ。
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