主 2019-05-16 20:06:21 |
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>藤堂隆臣さん
(バランスを崩し、床に倒れ込む刹那。咄嗟に受け身を取ろうとしたのだが、失敗し床に倒れ込んだ衝撃で眼鏡は外れ小さく呻き声を漏らす。すぐに体を起こそうとするが、思ったように力が入らない体に苦戦していれば、感じたのはふわりと体が持ち上がる浮遊感。相手に抱き上げられたと想像するにはたやすく、物書き故。非力な相手だが、その腕の逞しさと伝わる温もりに、この腕に抱かれ続けていたい。出会った当初からは想像できない、伝えることが躊躇われる感情が刺激されるが、それに蓋をするように目を閉じる。そして、相手のベットへと寝かされ部屋を出ていく音を聞き届けながら、また相手に迷惑をかけてしまった。以前にも疲れを隠し続け、結果的に熱を出して倒れたことを思い出し、それ以来というものの、体調管理は徹底してきたというのに、結局また同じことをしてしまった。そんな自分が情けない、と自分自身を責めていれば相手が部屋へと戻って来たため、目を開けると眼鏡無しの状態だが、元々そんなに視力は悪くはない。ただ単に吊り目気味の瞳が、人によっては近寄りがたく感じられるため、というのが理由である。そして倒れた己を気遣い静かな声色で、己に水を勧める相手に「…すみません。ご迷惑をおかけして。それと、大切な本達を巻き込んでしまって…。」申し訳ないという気持ちから罰が悪そうに眉を下げつつ、いつもより覇気がない声色で答えつつ、水を飲むため体を起こそうとしつつ、本の壁が崩落し無残な状態にしてしまったことを謝罪し)
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