梨花 2019-05-12 12:29:21 |
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【人格者へのインタビュー】
「(TVには緑色の着物と黒い外套を着た人物が映っている)カ、カカ、ケカカカカ!我、我は人格者アラクネア。知識の渦に呑まれし、命の蟲ィ!小説を書く傍ら探偵業を営み、より知識を求める傲慢な蟲こそ我!キハハハハハハ!!
…僕は昔、ただの蜘蛛だった。アシダカグモ、と言う種だ。聞いた事はあるだろう。ただ己の欲のままに。本能のままに生きていた僕は…ある時、深淵に呑まれた。危機を察知する事が出来ても、回避できなかった。だけど、後悔はしていない。何故なら、その所為で今の僕がある訳だからね。
しかし、生まれたばかりの時、僕は何をしてどう生きれば良いかも解らなかった。そこに…あの切り裂き魔が通りがかった。彼は見ず知らずの僕を救ってくれた。だから、だから僕は…
故に我は、禁呪を用い、蜘蛛と魔素と化学物質により構成される者になったとしても、彼奴の命が再び尽きるその時までは…ジャック、君の、味方…で、いたいんだ……それから、ヴィオラを拾ってくれ、て、有難う…ハス、ターも、ルーク、の事を…僕の、子供達を…これから、も、宜しく頼んだ…よ…(そう言い終えると、ずるりと写っていた人物の背から蜘蛛の節足が生えて、TVの画面にヒビが入り、画面一面に張り付く蜘蛛が見えて砂嵐状態になり)」
??「ワタクシは何時になったら出して貰えるんデスかッ!?」
んー…ブリジットことジャッジメントテイカーが、元の名前を取り戻すか、取り戻しそうになったら。
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