今思いついたけど、岡田が立夏を狙う理由が・・・・ 無差別テロ事件の時に岡田は立夏を見た。 血と恐怖で支配された空間に、そぐわない彼女はまるで 穢れを知らぬ、一輪の百合の花だった。 目が見えぬ彼にも分かった。 その、可憐さと美しさを──── 「なら、俺がその美しさを。血で染めようじゃないかい」