美月 2019-03-24 16:45:05 |
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美月)相も変わらず、私に触れられると赤くなるなぁ。私の所有物なのだから、堂々としていればいいのに。何も恥ずかしがることは無いだろう。それに、ここは私と麗奈の楽園。二人だけの世界なのだから。
美月)良い返事だ。
座敷童)あのー、朝餉が出来たけど、起きていますか?
美月)呼ばれたな、行くか。今行くぞ。
美月は寝室の戸を開け言った。そして、麗奈に手を差し伸べる。
美月)さぁあ、行こう。麗奈。
美月)朝餉は何だ?
座敷童)焼き鮭、ほうれん草のおひたし、豆腐の御味噌汁、ごはんです。
美月)ねばねばの物は無しにしてくれたのだな。ありがとう。
座敷童)麗奈が苦手って聞いたから。
座敷童)食べたら遊ぼう、鬼ごっこ。
座敷童)ちがう、かくれんぼ!
美月)休憩させてあげてよ。
座敷童)だって、頑張って作ったもん。
座敷童)麗奈と美月のために作ったんだから。
座敷童)麗奈とたくさん、遊ぶんだもん。
座敷童)食べたら、蹴毬しよう!
美月)急がんでも、麗奈は数日ここにおるから、全て遊びに付きおうてくれるから、安心しろ。な、麗奈。
座敷童)麗奈が鬼ー。
座敷童)僕ら神出鬼没だから、一つの場所にとどまらいよ。
座敷童)あっちこっち隠れるからー。
座敷童)負けたら罰ゲーム付き!
美月)あんまり困らすなよ。
美月)ちゃんと遊んだ後、休憩を入れろ。麗奈も体力はあるが、其方らほどではない。それが守れるなら、許可する。
座敷童)わかったー、守るー。
座敷守)休憩、入れるー。
美月)じゃあ、許可するよ。ごちそうさま。後は頼むぞ。
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