この世界を君と / 〆

ふふ、そこまで好かれてるとは兄冥利につきるね(相手の自分が好きという言葉は兄弟としてのだろうなぁ、と思いながら嬉しげに話して。そうして話していれば目的の服屋に到着しては「どんな感じのお揃いコーデにしよっか」と相手に問い掛けて)

んー、ああゆう服装は？
（あたりを見回してどうゆう服装がいいかなと考えた後、最近スポーティ系の服装が気になっていたので、スポーティ系の服を指さしながら言い）

お、良いね。スポーティーな服なら…これとか合いそうじゃない？(相手の指差した服は自分も持っていなかった為に良いねと言えばそれに合いそうなズボンを見付けては、相手の見つけた服と自分が見付けたズボンを相手に当てて見ればかなり似合っているのがよくわかり「うん、洸にすっごい似合ってる」と笑って言って)

え、そうかな？
（兄が見つけたズボンはとても自分が提案した服とよくあっていて、その2つを見ながら兄ちゃんにきっと似合うだろうなぁ。と思っていたらその2つの服は自分に当てられ似合っていると笑いながら相手に言われると、少しだけ照れて「でも、兄ちゃんの方がきっと似合うよ。」と頬をポリポリと掻きながら言い）

あ、色違いもあるね…色違いにする？それとも色もあわせちゃう？(相手の少し照れてる様子にちょっと嬉しげに笑っていれば相手から兄ちゃんの方がきっと似合う、と言われれば何処か胸の奥が暖かくなっていくのを感じて笑顔で「ありがとね、洸」と返せばこれでお揃いにしようと決めて買おうかと思えば服の色違いのが2,3種類あるのをみて、相手にそう訊ねてみては「俺はこの色にしようかなって思うけど」と手に持ってる服をそのまま買うつもりであることを話して)

じゃあ、俺この色にしよ。
（兄と同じ色にするか、それとも違う色にするか。悩んだあげく、兄とは違う色にしようと決め、違う色の服を手に取り「じゃあ、レジに行こっか」とレジの方に歩きだし）

(/ユニ○ロさんのような量販店のイメージだったのでここで大学の女友達出しますね！快活な女友達、というイメージです！)

そだね(相手が自分のとは違う色のい決めたのをみて共にレジへ行こうとした時、「あれっ、葉月君じゃん！」と声をかけられてそちらへと視線を向ければ此方に手を振ってる大学の女友達の姿があり「お、高野」といつもの笑顔で手を振り返して)

誰あの人。
（この後どこに行こうか、何しようか。など、兄との貴重なデートをいい思い出のものにしようと考えていた時、兄のことを呼ぶ女の声が聞こえ、あからさまに不機嫌そうに兄に問いかけ）

あぁ、あの子は高野 由衣。同じ学部に所属してる友達の一人だよ(相手の明らかな不機嫌そうな問い掛けに何をそんなに不機嫌になる理由があるんだろうと不思議に思いながらも相手に自分の女友達を紹介して。すると丁度駆け寄ってきた高野が「あれ、そちらは？」と相手の方をみて不思議そうにするので「あぁ、俺の弟の洸だよ」と相手の事を紹介すれば「へぇ、弟君なんだ。宜しくね」と笑って相手に挨拶し)

よろしく。
（友達の1人と聞いて少しだけほっとしたが、その安心もつかの間、駆け寄ってきた兄の友達の顔を見て、こんな雰囲気の子がタイプなのかな。と思いつつも、挨拶をされたため、素っ気なく挨拶を返し）

ゴメンなー、今日ちょっと機嫌悪いのかも。いつもはもうちょっと明るいんだけど(相手の素っ気ない挨拶に苦笑いをしながら高野にそう言うも「いやいや、そういや今日は買い物？」と特に気にしてなかったようで「そうそう、弟とお出掛けってね」と笑って返して。自分としては普通に友達と接しているだけではあるが弟の様子が少し気になったのか「俺らもう会計して別んとこ行くから」と話せば「そっか。それじゃ、また学校でね！」随分とアッサリと高野は手を振りディスプレイを見に行って)

あの人と仲いいの？
（自分が勝手に恋敵だと思っている、兄の友達とここで別れるらしく、兄の友達に頭を下げたあと、お会計のためレジに向かう時、さっきほど不機嫌ではないが、まだ不機嫌そうにさっきの人と仲がいいのか聞き）

んー、まぁ講義が幾つか同じのとってて、それでたまに他の友人達と一緒に遊びにいく感じかな(レジへ共に向かう際にまだ少し不機嫌そうな相手から質問されればどうして不機嫌になっているのか不思議ではあるがそう説明して。勿論嘘をつく理由なんて何処にもあるはずが無いがゆえの正直な説明をしたあと思い出したように「まぁ、高野は俺と結構講義被って取ってる水口っつう彼氏がいるんだけどな」と相手の耳元で囁いてから笑って見せて)

え！？彼氏居るの！？
（耳元で囁かれた時に少し肩をビクつかせ、頬を少し赤くした後、彼氏がいるという事実を聞き、びっくりしながら上記を述べたあと「ほんと！？ほんとに？」と何度も聞き返し）

そうそう。水口のやつ、去年に高野に公開告白してたからな(一瞬少し顔が赤くなった気がしたが気のせいかと思うほどに相手の何度も聞き返す様子にそんな驚くことかな、と思いながらもクスクス笑ってそう返して「まぁ、だから俺も高野とはただの友人として接してるしな」と最後に付け加えればレジの列に並んで)

良かった！
（兄の友達はまだしも、兄側がただの友達と思っていることにも安心し、安心したような笑顔でいい「これで兄ちゃんはフリーってことか。」と兄の後ろに並びながらボソッと呟き）

何が良かったんだか(相手の安心した表情に苦笑いしてそう呟くも笑顔が戻った様子の相手に少し安堵しており。そして自分の会計の順番を待っている途中で背を向けていたから特に内容までは聞き取れなかったが相手が何か言っていた様な気がして「ん？洸、何か言ったか？」と一度振り返り問い掛けて)

え、いや、なんでもないよ！
（すっかり気を抜いていたため、兄に聞き返された時、いつもの平常心では言えず慌てた様子でいい「あ、お昼ごはん何にしようか？」と、必死に話題を変え）

ん、そう？(慌てた様子の相手に珍しいなぁと思いながらも特に追求する事はせず、相手の問い掛けに「どうしよっか。折角だしファミレスとかで食べる？」と相手に提案を出していればちょうど自分の会計の順番になり何事もなく無事に会計を終えて)

うん、そうしよっか。
（掘り下げられる様子もなかったため、安心し自分も何事もなく無事にお会計を済ませ兄の元へ急いで行き「ここなんてどう？」と近くのファミレスを携帯の地図で探し見せ）